夏の暑い日中を避けて、涼しい夜に楽しめるのがイカメタルの良いところ。釣りたてのイカの味も格別…。

ゴーセンフィールドスタッフ山村 祐子さんの釣れたてのケンサキイカのお寿司。美味しそうです…。
そんなイカメタル、ティップが戻るような繊細なアタリを掛けていくのが面白いところですが、その小さな変化を捉えられるかどうかで釣果に差が出ます。
そこで参考にしたい、ゴーセンのフィールドスタッフ山村 祐子さんが実践する、おすすめのラインセッティングがあるんです。
釣るためのラインセッティング
PEライン:ROOTS PE×8 / ROOTS PE×4
ショックリーダー:ルーツFCポケットリーダー
ショックリーダー:イカメタルステルスリーダー
「良い日」であったとしても、45ハイものケンサキイカを釣り上げたラインセッティング。高感度なPEライン「ROOTS PE」を軸に、状況に応じて特性の異なるリーダーを使い分ける。このラインセッティングにこそ、釣果を伸ばしたヒントが隠されています。
+出典:ゴーセン公式
まず、すべての基本となるのがPEライン(ROOTS PE×4 / ROOTS PE×8)。夜釣りであるイカメタルでは、竿先だけでなくラインの変化でアタリを取ることも多いですよね。ラインがフッとフケたり、スッと走ったり。
船の灯りに照らされた暗い海中でもラインの動きがしっかり見えることは、釣果に直結する重要な要素です。「ROOTS PE」の高い視認性は、こうした「ラインで取るアタリ」を逃さないための強力な武器になります。
ゴーセン公式「ROOTS PE×4」詳細ページはこちら
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そして、その高感度PEラインの先に結ぶのが、特性の異なる2つのショックリーダーです。
ルーツFCポケットリーダー
ポンド (号数) | 標準直径 | 価格 |
---|---|---|
3lb (0.8) | 0.148mm | オープン |
4lb (1) | 0.165mm | |
6lb (1.5) | 0.205mm | |
8lb (2) | 0.235mm | |
10lb (2.5) | 0.260mm | |
12lb (3) | 0.285mm | |
16lb (4) | 0.330mm | |
20lb (5) | 0.370mm | |
25lb (7) | 0.435mm | |
30lb (8) | 0.470mm |
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携帯性に優れるコンパクトな「ルーツFCポケットリーダー」。耐摩耗性が高いため、ボトムの岩や船べりなどにラインが擦れた際にも傷が入りにくく、安心してやり取りができます。どんな状況にも対応しやすい、スタンダードな選択肢と言えるでしょう。
イカメタルステルスリーダー
長さ | 号数 | 標準直径 | 定価 |
---|---|---|---|
30m | 2.5号 | 0.260mm | オープン |
3号 | 0.285mm | ||
4号 | 0.330mm | ||
5号 | 0.370mm |
ゴーセン公式「イカメタルステルスリーダー」詳細ページはこちら
そして、喰いが渋い状況や、より繊細なアタリを積極的に掛けていきたい時に投入したいのが、このポリエステル(エステル)製の「イカメタルステルスリーダー」です。
・イカメタルステルスリーダーの最大の武器は、ポリエステル素材の「低伸度」特性がもたらす圧倒的な感度。「ROOTS PE」が捉えた微かな振動をロスなく増幅し、手元まで明確に伝えてくれます。
もう一つの注目点が、そのカラー。船の灯りが煌々と照らす海中で、リーダーの存在は意外と目立つもの。特に月夜や澄み潮の状況では、警戒心の強いイカに見切られる原因にもなりかねません。
「イカメタルステルスリーダー」に採用されている「オリーブグリーン」は、海藻やプランクトンに馴染むカラー。水中での乱反射を抑え、イカへのプレッシャーを軽減します。アタリが遠のく時間帯や、スレたイカを攻略する上で、この「ステルス性」が大きな差を生むことがあります。
イカメタルのシーズンはまだまだ続きます。 視認性の良いPEラインを軸に、状況に応じてリーダーの素材(フロロ/エステル)やカラーを使い分ける。タックル全体をシステムとして考えることで、今まで以上に多くのアタリに気づけるはずです。その一本が、夏の夜の最高の思い出になるかもしれません。ぜひ、とれたての美味しいケンサキイカ、食べてみてください!