ブレードジギング。
サワラキャスティング。
地域やアングラーによって使い方は様々だと思いますが、サワラが沈んでいれば“ブレードジグ”、浮いていれば“ミノー”という形で、現在2種類のルアーを使い分けるスタイルが主流ではあると思いますが、ルドラSW&ヴァルナSWなどでもお馴染み…近年、バスルアー開発で培ってきた緻密な技術とノウハウを活かし、SWルアーゲーム界でも年々存在感を増している、O.S.Pから放たれる新たな一手。
その名も「ボンネビル」。
O.S.P公式「ボンネビル」詳細ページはこちら
創業70年を超える江戸前の老舗船宿であり、サワラ船としても圧倒的人気を誇る「林遊船」の4代目代表“林 克樹”さんが監修を務める、“高速巻き対応メタルジグ”。コンセプトも設計もカナリ珍しく、そして“釣れそう”だと感じた記者は、先日林さん本人に、直接製品に関する特長や開発背景、使いドコロや使い方など、色々教えていただきました。今回は伺った質問に沿って、その回答を皆さんにお届けします!
Q:どのようなルアーですか?概要と特長を教えていただけますか?
A:サワラ専用のキャスティングジグです。
“遠投、沈下速度の速さ、高速リトリーブ”に特化しています。
巻き重りが少なく、サワラキャスティングゲームで重要な“高速リトリーブを継続できる”点も特筆すべき魅力です。近年はブレードジグでのサワラキャスティングが主流ですが「ボンネビル」は以下の要素をすべて兼ね備えています。
・安定した姿勢
・直線的な波動
・水噛みが良く強波動を生むコロラドブレードの高速性能
さらに、大型トレブルフックでサワラの上下の顎をガッチリ捉え、圧倒的にバラシが少ない仕様に仕上がっています。食わせたサワラを逃さないルアーです。
Q:開発経緯を教えていただけますか?
A:東京湾奥のサワラキャスティングでは、当初はミノーがメインでした。
しかし、近年はプレッシャーが強まり、沈めてボトムからミドルレンジを狙う必要が増えてきました。さらに、6000番のハイギアリールを用いた高速巻きでないと釣れない日もあり、既存ルアーの限界を感じたことが開発のキッカケです。
Q:使いドコロ/出しドコロを教えていただけますか?ブレードジグとの使い分けなどもあればお願いいたします。
A:「ボンネビル」はボトムからトップまで全レンジを直線的なアクションで誘えるため、これ1つでサワラキャスティングゲームが成立します。
ブレードジグよりもフォールスピードや高速リトリーブに優れており、効率的にサワラを釣り上げられるのが強みです。各フィールドで大活躍しますが、ミノー派とブレード派の中間をつなぐ存在として必携のルアーだと言えます。
Q:使い方を教えて頂けますか?(キャスト→着水→リトリーブ→回収までの流れもお願いします)
A:基本はサワラのタナを狙い撃ちです。跳ねている時は、水面直下を狙い、タダ巻きから高速リトリーブまで幅広く対応します。
跳ねていない時やブラインドで狙う場合は、ボトムからミドルレンジまで沈めて高速リトリーブで高確率に食わせます。サワラが沈んでいる場合は、ボトムまで落としてからミドルレンジまで高速リトリーブ→再びフォール→高速リトリーブを繰り返すのが効果的です。巻きでもフォールでも口を使ってくれる「ボンネビル」。
仕事の幅が非常に広いと言えます。
Q:カラーローテーションは普段されますか?
A:ケイムラ、グローはサワラに有効で、特に高速巻きに疲れた時や、潮が濁っている状況で頼りにしています。ただ、実際にはケイムラやグロー以外のカラーでも釣れる場面が多く、強波動そのものが効いている印象です。
カラー選びに神経質になる必要はありません。

市川ブラックラーメンコラボキャンペーン画像
また、上記のように“市川ブラックラーメン”さんとのコラボカラーもあります。
ポップに記載の通り、「林遊船」をご利用いただく際に“市川ブラック MJ35”を持参していただき、利用後に“市川ブラックラーメン”さんで、“市川ブラック MJ35”をご提示いただくことで、“特製チャーシュー&のりトッピング”が無料に! こちらのキャンペーンは第一弾であり、第三弾までを予定しています。
Q:初めて使う方へ一言お願いします。
A:新感覚のサワラ専用キャスティングジグ「ボンネビル」。
サワラを本気で釣るために開発し、実績を重ねてきたルアーです。実際にはサワラ以外の魚種も釣れますが、サワラキャスティングにおいては、全幅の信頼を寄せられる存在です。ぜひ、多くの方に必携ルアーとして使っていただきたいです。