メタルジグ。
素材、形状、動き、カラー…様々なものが世に溢れる中、共通点と言えば、鉛やタングステン、亜鉛といった、いわゆる“金属”を用いて一体成型されているという点。ただ、今回お見せするのは、メタルジグでありながら“ジョイント構造”を採用した、世界に一つだけの唯一無二の独自構造を取り入れた“ジョイント式スイムジグ”。
Jigggy【ON THE BLUE】
それがこちら「Jigggy」。
鹿児島県・錦江湾を拠点にしている遊漁船「日登美丸」が手掛けるルアーブランド「ON THE BLUE」の代名詞的存在であるルアー。タイラバ、ジグ、ジョイントミノーの長所を融合し、他に類を見ないジョイント式のスイムジグ。フォール時はユックリと沈み、リトリーブ時はS字アクションでターゲットを誘います。
ON THE BLUE公式「Jigggy」詳細ページはこちら
ラインナップも豊富で、自重100gのオリジナルモデル「Jigggy」、自重60gの「スーパーライト Jigggy Jr.」、自重30gの「キャスティング Jigggybaby」の3モデルが揃っています。後ほど詳しくお伝えしますが、ジョイント部の着脱ができるため、ウエイト調整を自由自在に行うことができるので、その場に応じたセッティングを現場で瞬時に行うことが可能。そして、多魚種を狙って楽しめるという点が特筆すべきポイント。
SLJやタイラバの本命狙いはモチロン、お土産確保に抜擢!
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ご覧の通り、様々な魚種が釣れる点が魅力。
ルアーに反応する魚種が近くにいれば、どんな魚でもバイトに持ち込める。そんな優れた実釣性能を秘める「Jigggy」について、これから詳しくお伝えしていきます。
重量可変式ジョイントボディ仕様
では、特長解説を。
まず「Jigggy」の開発コンセプトですが、以下の3点に集約されます。
①幅広いウエイトを1本でこなしたい。
②初めての方でも簡単に扱える。
③これで釣りたいと思えるような、個性溢れるカスタムをしてほしい。
これらの追求の結果、ご覧の通り“重量可変式ジョイントボディ”構造に。
この設計によって、ただ巻くだけで「Jigggy」にしか生み出せない、魚を引き寄せる独自のアクションが生まれます。また、ウエイト調整を自在に行える他、市販のパーツを装着してチューニングするなど、一般的なジグでは不可能なことを可能に。
“S字アクション”と“スローフォール”を演出
重量可変式ジョイントボディのメリットは、通常のジグでは再現不可能な“S字アクション”を、誰でもタダ巻きするだけで簡単に生み出せる点です。この動きの詳細は、以下の動画でご確認いただけます。まるで小魚や甲殻類が泳いでいる様子を再現しています。
その凄まじい動きをぜひ一度ご覧ください。
その独特な動きに伴い、本体の連結部がアクション中に“カチャカチャ”とフリックサウンドを発生。これにより、視覚だけでなく音でもターゲットを引き寄せる構造になっています。また、時折イレギュラーなアクションを発生させたり、ロッドワークを加えることで、ダートアクションを生み出すことも可能です。フォールに関しては、他のジグと比較してもカナリのスローで、ジワーッと沈下することで周囲の魚を魅了します。
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もう一つの大きな魅力…それは“無限のカスタム性”。
重さ別に3種類のモデルが用意されていますが、本体一つあれば、各連結部を付け外しすることで、自分の好みに合わせた重さや長さに調整できます。
オリジナルモデルで例えてみると、トータルウエイトが100gのため、ヘッドパーツ40g+ボディパーツ20g×3の4連結。もし、60gにしたければ2連結にしてみるなど、現場で簡単にウエイト調整が行えるという。
さらにブレードを装着したり、タイラバのようにスカートを取り付けたりと、様々なカスタムが可能です。ぜひ色々なパーツを組み合わせて、「これで釣りたい!」と思えるような、あなただけのカスタムを楽しんでみてください。
Instagramでは「#マイジギー」や「#my jigggy」で検索すると、沢山のカスタム方法が紹介されていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
【使い方】簡単操作で効率良く広範囲をサーチ
では、「Jigggy」の持つ魅力をお分かりいただけたトコロで使い方を解説します。
基本的な操作は、“キャスト、フォール、そしてタダ巻き”です。
横方向にリトリーブすることで、ルアー本来の性能を最大限に引き出しやすく、広範囲を効率良く探ることが可能になります。つまり、まだルアーにスレていないフレッシュな魚に対して効果的にアプローチができます。
ターゲットもルアーを追いかけやすく、その独自のS字アクションは、船が流れていない状況や、潮止まりの渋い時間帯でも安定した釣果をもたらしてくれます。
タダ巻きでシッカリと釣れるのは、アングラーにとって最高の魅力ですよね。この新しいコンセプトの仕様は、ベテランからビギナーまで、幅広い層のアングラーが快適に扱えるようになっています。
フォールでバイトが多いのも「Jigggy」の魅力。
フォールも他のジグでは実現できない、スローフォールを演出。オリジナルモデル「Jigggy」や、自重60gの「スーパーライト Jigggy Jr.」などは、バーチカルのアプローチも得意とし、ラインを水に馴染ますことで、フォール姿勢が安定してバイト率もUP! バイトを捉えるコツとしては、着底まではサミングを行い、アタリがいつ来ても合わせれるようにしておくことが◎。
丁寧に落として着底後はスグに巻く! が大事に。
刺さりバツグン!アシストフックも標準装備
本体リア部とヘッドの2ヵ所にアシストフックが標準装備。
そのため、パッケージ開封後スグに使うことができます。
特にヘッド部分にフックが搭載されているのが大きなメリット、フッキングミスも少なく、ショートバイトもシッカリ捉えてくれるんだとか。
全10色展開
では、最後はカラーについて解説。
海老にソックリなカラーからイワシに似せられたモノまで…全10色が揃います。
名前の通りTHE完熟バナナなカラー。
部屋に飾っても映えそうだし、実践でもアピール力の高そうなイエローベースに、ボトムにも馴染みそうなブラックがイイ感じに合わさり、この色だから呼べる魚も居そう。
また、落としてみないと分からない遊び心をくすぐられる感じがまた良き。
ボディ全体がウッド調のコレもまたお洒落なカラー。
飾るのも良しだし、実際使ったとしてもカラー的にもナチュラルで、普通に釣れそうだなと思ったりも。ボトムにも溶け込みやすそう。
眩しいフラッシング+ケイムラ生命感で喰わす即戦力、青物を主体にオールマイティなマストカラー。早巻きが効果的。
マダイ専用、タイラバ超実績カラー。タイラバ カスタムとの相性も良く、スローなタダ巻きで大型マダイを誘う。
目立ってナンボのド派手カラー。蛍光ピンクにゴールドラメフレークをオン、蛍光色に釣れる魚はデカいヤツが多いという実績のもと誕生。開発者イチオシカラーであり、濁り潮対策や日中のデッドスローで効果的。
ホログラムにレッド×ゴールドのグラデーション、ゴールドラメフレークをオン。高水温期のマダイやロックフィッシュや浅場の実績大。
ホログラムにグリーン×ゴールドのグラデーション、ゴールドラメフレークをオン。低水温期のマダイや深場を探る時にオススメ。
魚種・フィールド問わず出番の多いリアルイワシカラー。ホログラム、腹側にグローをオン。季節の変わり目や潮目付近で効果的。
生命感溢れる本物の活きエビを転写し、腹側にグローをオン。ボトム付近でエビを食すマダイや根魚狙いに効果絶大。
現場で釣り上げたウルメイワシを転写。水温が変わる時期に沸くイワシパターンに中層まで巻き上げると効果的。
品名 | 仕様 | メーカー希望本体価格 |
Jigggy | ヘッドパーツ40g+ボディパーツ20g×3の4連結100g(40・60・80・100g可変式) | 1,950円(税抜) ※活き海老グロー、剝がれ鱗イワシのみ2,050円(税抜) |
スーパーライト Jigggy Jr. | ヘッドパーツ20g+ボディパーツ10g×4の5連結60g(20・30・40・50・60g可変式) | 1,715円(税抜) ※活き海老グロー、剝がれ鱗イワシのみ1,815円(税抜) |
キャスティング Jigggybaby | ヘッドパーツ10g+ボディパーツ5g×4の5連結30g(10・15・20・25・30g可変式) | 1,450円(税抜) ※活き海老グロー、剝がれ鱗イワシのみ1,550円(税抜) |
こういったフック単体のスペアフックもラインナップ。
針先が鈍った時やロスト時の予備としてぜひ。
価格:725円(税抜)
他にはまず見ない、“形状、動き、重量可変式”のジョイント式スイムジグ「Jigggy」。まだお使いになられたことが無い方は、ぜひ試してみては如何でしょうか?
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