ブラックバス100年の節目に
出典:テイルウォーク公式
1925年、芦ノ湖(神奈川)へブラックバスが移入された。日本へバスが移入された記念すべき年だ。そして2025年、今年はそれから100年という節目。
そんな節目だから、こんなルアーで。
写真は芦ノ湖とバスフィッシングをこよなく愛するテイルウォーク・中村宗彦さん。
「音で煽り、水流で惑わせるトラディショナルプロップベイト」
そう謳われるテイルウォークのNEWルアーが「ナカチャスクリュー」。
出典:テイルウォーク公式
実はそのボディ特性に関していえば、芦ノ湖生まれのサーティーンマスターミノーを受け継いだクオリティなのだという。芦ノ湖、グリグリメソッド…そんなフレーズを聞けばサーティンマスターミノーを思い浮かべる方もいるのでは?

△バス、レイクトラウトなどサーティンマスターミノーで良き魚をキャッチした方も多いことだろう
100年の節目に、芦ノ湖産ルアーの香り残る「ナカチャスクリュー」は9月リリースを予定している。
ナカチャスクリュー SPEC
MODEL | Color | Type | Size(mm) | Weight(g) | Retail Price |
NAKACHA SCREW | HYAKUSUI-KOU / 百粋虹 (ひゃくすいこう) |
Floating | 130 | 16 | 8,500 |
テイルウォーク公式「ナカチャスクリュー」詳細ページはこちら
ペラ・ウッド・フック…すべてにこだわり
もちろんサーティーンミノーの浮力、ボディバランスといったDNAを継ぐとはいえ、ナカチャスクリューはプロップベイトでもあるし、それをそのまま復刻させたというわけではない。現代バスシーンに対応すべくコダワリが随所に詰まっている。
スイッシャーとしてペラは非常に重要なパーツだ。そこでナカチャスクリューでは、言わずと知れた「ヒヨコブランド」製の非真円軸ペラを採用。
低速でもペラがしっかり回転するばかりか、非真円軸、あえて真円ではない穴にすることで、ヒートン部分との接触音を発生。回転時に「カチカチ」「カリカリ」といったクリック音でもバスを誘う。
低速からしっかり回転するにも関わらず、それがある種一定の決まったかたちではなく、複雑で不規則な音とバブルで、ハイプレッシャーフィールドでもついついバスが口を使ってしまうと。
ボディはハードウッド。サーティンマスターミノーよろしくの抜群の飛距離を確保するミノーシェイプであることはもちろん、着水後からのハイレスポンスなウッドならではの立ち上がりは釣れる要素である。そして、きっとそれは「使っていて楽しい」と感じさせてくれるのではないだろうか。
そしてこれが高い技術力とこだわりを持つ「ウッドリーム」製のウッド素材ボディ。浮力、飛距離、そして耐久性ともに非常に高い仕上がりとなっているという。

△ナカチャスクリューは低速でもしっかりとペラが回転し、水を撹拌し続ける

△ウエイトに対する浮力がメチャイイ感じですぐに立ち上がる。ボディを揺らしながら泡をまとい、これに金属音…。スローでもハードジャークでも、様々なアプローチができちゃいそう!
その魅惑のアクションでバスを騙したら、最後にバスとの接点となるフック。
ナカチャスクリューに採用されるトレブルは鋭さ・強度・貫通力で定評のあるイチカワフィッシング製の国産フック「カマキリトレブル」。
百・粋・虹
ちなみに、上記スペック表にある通り、カラー名は「百粋虹 (ひゃくすいこう)」。
「百」という長き時間、アングラーを楽しませ続けてくれた魚に感謝を込めて。「虹」マスのようなベイトを捕食する憧れの大型バスに想いを馳せて。
そんな愛するバスに、リアルフィニッシュによる「粋」なカラー。そんなところから百粋紅。
ナカチャスクリュー、ぜひチェックしてみてください。
なお、公式オンラインストアでも購入可能。この項を執筆している8月中旬はまだ未入荷のため「SOLD OUT」表記となっているが、入荷次第オープンされる。そちらもチェック!
ナカチャスクリュー販売ページ→こちら
