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12ft、13ft…超ロングレングスなショアジギロッドがシマノから登場!

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ロングロッドの利点はもちろん飛距離が出せる。

ただ、それだけでなく足元までしっかりとルアーをトレースできたり、足場が高い沖堤防などでも使いやすかったりと様々なメリットが。

今回、シマノから登場するロッドは、なんとそのレングスが12ft、13ftとこれまでにないロングロッドとなっています!

コルトスナイパー SS ロング

2025年8月登場予定

“もっと遠くへ、そして軽快に。”をコンセプトに、ロングロッドでありながら軽快な性能を目指した「コルトスナイパーSSロング」。

シマノ公式「コルトスナイパー SS ロング」詳細ページはこちら

スペック
品番 全長(ft.) 全長(m) 継数(本) 仕舞(cm) 自重(g) ジグ(g) プラグ(g) ラインPE(号) 本体価格(円)
S120 12’0″ 3.66 3 127.8 255 MAX 70 MAX 50 MAX 2.5 39,800円
S130 13’0″ 3.96 3 137.8 265 MAX 70 MAX 50 MAX 2.5 43,800円

ジャンルに応じたロングロッドの活かし方

ロングロッドという利点を活かして様々な使い方のできる「コルトスナイパーSSロング」。

弓角系ルアーを使ったショアジギングに

近年日本各地で流行しているマイクロベイトを模した弓角系ルアーは、小型で軽量なため遠投するには専用の飛ばしウキが必要となり、どうしても仕掛けの全長が長くなってしまいがち。そんな時にロッドの全長が短いとリーダーの長さにも制約されてしまいます。

このロッドは、ロングレングスを活かして、たとえロングリーダーであっても、垂らしを長く取った遠投がやりやすい設計。さらに先端部分のガイドを密に配置することで糸絡みが抑制され、トラブルを起こしにくい設計を追求。

まさに弓角系ルアーの遠投に最適なロッドとなっています。

ロングビルミノーで足元の青物を攻略する

防波堤では、ロングビルミノーで足元まで丁寧にアプローチして喰わせるというメソッドがこれまで以上に行いやすくなります。

防波堤の足元はターゲットがエサを追い込みやすく、バイトチャンスになりやすいポイント。しかし足場の高い沖堤防などではその貴重なチャンスを活かせないシーンも多々ありました。

そこでこのロッドとロングビルミノーを組み合わせることでバイトの確率を高め、さらに足元に障害物があってやり取りしづらいシチュエーションでも、それらをかわしながらアングラーが有利にファイトを展開できます。

サーフでも波の影響を受けづらく高さが稼げるので投げやすい

ロングロッドは波が高い状況でも操作性が高く、サーフの足元付近では打ち寄せる波にラインが取られがちですが、長さを活かして竿先で簡単にかわすことができます。

またサーフでは、ポイントの後方が、波や風の浸食によって急勾配な丘のようになっているシチュエーションに遭遇することも。

そんな状況で垂らしを長く取って遠投するためには、振りかぶった時にルアーが後方の丘に接触しないよう構えを高くして投げる動作が必要となりますが、ロングロッドは高さが稼ぎやすいので、垂らしを長く取ったキャストがやりやすくなります。

北海道のアキアジ釣りに

北海道のアキアジ釣りでは定番の、ウキルアーを用いた釣り方にもこのロッドは高次元で対応するために徹底的なテストを繰り返しています。

アキアジに対して数々のロッドを比較・検証し、それらの要素を達成するために軽量化が難しい並継設計に挑戦。スパイラルXを用いたブランクスデザインによってロングロッドでも疲れない、アキアジの硬い顎を貫くハードバットの搭載を可能に。遠投した先でもアキアジの硬い顎にしっかりとフックを貫通させるフッキングをサポートしてくれます。

「13ft:自重265g」という衝撃の長さと軽さと強さ

コルトスナイパーSSロング」では、ロングロッドながら並継設計を採用。

ロングロッドは軽量設計がしやすい逆並継設計が一般的ですが、デメリットとしてフッキングやファイト時のパワーロスが起こりやすくなります。

そこであえて並継設計を採用することで、バット部分を太く設計することが可能となり、強度を高めて遠投やフッキングを快適に行うためのパワーを持たせられています。

ではどうやって軽さも両立しているかというとシマノ独自のテクノロジーである「スパイラルX」の搭載。

ロングロッドはその長さから自重が重くなりがちだが、このテクノロジーは軽量化にも貢献しており、長いロッドでありながらシャキッとした軽快な使用感が特長で、長時間の釣りでも疲労を軽減し集中力の持続をサポートしてくれます。

不意な継のズレを防ぐスクリューロックジョイント

ロングロッドは全長が長いため負荷も大きく、継部でのトラブルは破損や実釣トラブルに直結します。

そこで、継部にシマノ独自のテクノロジーである「スクリューロックジョイント」を採用。

ブランクス同士の継目をねじるようにしてつなぎ合わせることで、継目に生じるガタツキや使用中に生じるズレが軽減され、不意な破損や継目の固着を防ぎ、釣行後もスムーズにロッドの収納が可能となっています。

ロングロッドのトラブルレス性能を高めるガイドセッティング

ガイドは、ロングロッドに最適な配置に。

ティップ部分はガイドを密に配置することで糸絡みが抑制され、バットガイドから2個目までのガイドは太さのあるラインの使用を考慮して大口径のダブルフットガイドを採用。

特にロングロッドは竿先に手を届かせづらいため、高いトラブルレス性能の恩恵は大きいものとなっています。

ラインナップ

ラインナップは冒頭でもお伝えした12ftと13ftの2機種。

S120

S130

番手別対応表

ベンディングカーブ

関連動画はこちら!

【25AW新製品 ショアジギング】コルトスナイパーSS ロング / 新保明弘【シマノオンラインフィッシングショー】

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

ロングロッドのメリットを活かして幅広いシーンで活躍してくれそうな「コルトスナイパー SS ロング」。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。
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