ハーフピッチスルメタルで爆乗り
ハーフピッチでスルメイカ。
メジャークラフトのヒロセマンが、みるみるうちにイケスをスルメイカで埋めていった釣り方が題して「ハーフピッチスルメタル」。
その様子はすでに以下の動画で配信済!ご視聴いただければ幸いです。
さて、この日の舞台は東北。イカメタルの経験豊富な百戦錬磨のヒロセマンも、実は東北イカメタルに関してはそこまで回数は多くないんだそうな。
そして、ターゲットもケンサキイカではなくスルメイカ。岩手・宮古の「こうしん丸」さんから出船し、日が完全に沈みきる前からポツリポツリとさすがの適応力でスルメイカを釣っていくヒロセマン。しかし本人的には〝なんか違う…〟とのことで、船長にご当地ではどんな釣り方がよいのか尋ねていった。
ハンドルのリーリングとごくわずかな間
使用ロッド・エギゾースト7Gイカメタルの直感トップのごとく、柔軟な思考で「現場のコトは現場に聞け」を実践したヒロセマン。船長がアドバイスしたのは、ステイの間はごく一瞬。ハンドルをキュッと1/3から半回転ほど回し一瞬ステイ……これを繰り返して上へ上へと探っていくというものだった。
ここで、ヒロセマンの直感がひらめく。話を聞いて、自身が最近スーパーライトジギングでイサキ狙いでよくやる「シェイクピッチ」によく似ているなと思ったそう。
そして、いざ実践。するとホントに止まらぬ勢いに…。
キュッとハンドルを回してわずかな止め、スッと鉛スッテ・ドロッパーが上に移動し、一瞬だけ緩む。すぐさま次のアクションへ移ろうという瞬間を逃さず、スルメイカはスピードを持って触ってくる印象で、次の動きでカウンターのように掛かっていた。
そして、その瞬間瞬間でキッチリと掛けられるのがエギゾースト7Gイカメタル。
持ち前の超繊細な直感ティップでつぶさにアタリを取っていくという釣り方ではないものの、ほんの一瞬の引き込むような触りに追従しつつ、ブランクス自体に程よい張りがあり〝掛けどころ〟を持つからフッキングがオートで決まる。
MODEL | PRICE | 全長 | スッテ | スッテ | PEライン | アクション | 自重 | 仕舞寸法 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EZ7IM-B64M+ct | ¥52,000 (税込 ¥57,200) |
6’4”ft | 8-25号 | 30-95g | 0.4-1.0号 | F | 89g | 126cm |
EZ7IM-B68M+ct | ¥53,000 (税込 ¥58,300) |
6’8”ft | 10-30号 | 35-115g | 0.4-1.0号 | F | 93g | 137cm |
メジャークラフト公式「エギゾースト7G・イカメタル」モデル詳細ページはこちら
直感トップとの相性もよし
なおかつ掛けてからは適度な張りはあるけれどティップは極めて柔軟でクッション性があって、けれどそれ以上はやらせないタメられる部分を持つから、ほとんどバラシはなかった。
それに加えて非常に軽量なロッドだけに、基本的には誘い続けるこのハーフピッチスルメタルでも負担が少ないとヒロセマン。

△ハーフピッチスルメタルを試し始めて1時間後には…
枝ス短めもオススメ
また、ヒロセマンのセレクトした便利な仕掛け「ビッグアイ・イカメタルリーダー」のWショートタイプも効果的だったのではないかと。
ショートタイプは枝スの長さが3cmに設定されていて、ハーフピッチスルメタルではキビキビと動かして一瞬で止め、すぐさま動かす。その際にショートな枝ス長が、アクションとマッチしていた。
ちなみにビッグアイ・イカメタルリーダーには枝ス15cmを設けているロングタイプもあり。こちらは潮に乗せながらゆったり誘う際にハマるはず! ほかに、この日は出番がなかったオモリグ用モデルも。とにかくすぐさま現場で使える仕掛けで便利だ!
メジャークラフト公式「ビッグアイ・イカメタルリーダー」詳細はこちら
とにもかくにも延々と止まらぬ勢いで釣れ続けたこの日。実は、毎日が釣り曜日のヒロセマンは、同じく東北の別場所でスルメタルだったそうだが、やはりこのハーフピッチスルメタルがハマり、早上がりだったんだとか…。
もちろんスルメイカとケンサキイカでは性格も異なるが、「ケンサキでも状況によってはハマるかもねぇ…」と話していたヒロセマン。
まずはスルメイカのイカメタルで、どうもしっくりこないなんて時にはハーフピッチスルメタル、皆さんもお試しあれ!
