
アラマキ シンヤ(Shinya Aramaki) プロフィール
こんにちは、メガバスプロスタッフのアラマキシンヤです。
今回ご紹介するのは僕の得意中の得意分野、チヌトップゲーム!
ルアーニュースRでも色んな記事が公開されてますよね。
近年人気のボトムのチニングゲームの流れで「この夏トップをやってみたい!」「すでにトップにハマっています!」という方も多いでしょう。そんなあなたにお届けするのが、今回のテーマであるチヌトップの落とし穴です。
釣れない落とし穴にハマると、せっかくのハイシーズンを無駄に過ごすことになってしまいます。そうならないためにも注意しましょう!
チヌトップゲームの「落とし穴」5つを紹介!
落とし穴といっても、フィールドや魚のテンション、食べているエサによって大きく変わるのがトップゲーム。
ここでは代表的な落とし穴を5つ紹介します。
真夏のチヌトップの落とし穴! INDEX
①ポイント選びの落とし穴
チヌが見えるトコロはどこでも釣れる! わけではない!
チヌが見えるところであればどこでも釣れそう!と思われがちですが…これが1つ目の落とし穴です。
はじめは水深1~2mラインの浅い場所をベースにすると良いでしょう。
チヌとのルアー距離が近く、水面に誘い出せる可能性が高くなります。
水深5m以上のエリアで、水面付近にたまに見える程度のチヌは、はじめのうちはパスしましょう。
一見釣れそうなポイントでも、タイミングを誤ると釣れない落とし穴にハマる場合があります。
ここでは気をつけたいポイント2つを紹介します。
いかにも釣れそうに見えますが、チヌが着くタイミングは状況によって異なります。
狙い目は、少し波がある日と、エサとなるイワシなどが寄ってくるタイミングです。
波は警戒心の高いチヌのプレッシャーを和らげ、ヒット率を上げます。
また、イワシなどの小魚が入り組んだテトラに入ると、チヌも捕食しやすくなり一気に活性が上がります。
注意点として、ヒットしてもテトラに潜られないようにすること。リーダーは長めに、ラインも太めにすることをおすすめします。
壁のフジツボなど甲殻類の捕食活動により、壁際にチヌが寄っている光景を目にすることも多いでしょう。
このときの落とし穴は、チヌに向かってダイレクトにキャストしてしまうことです。
先述の通り、直撃は鳥の攻撃と同じで、びっくりして逃げます。
正しいのは距離を取ってアプローチすること。できれば水面にラインを付けずにルアーをアクションさせられると◎です。
②タックルセレクトの落とし穴
間違えるとルアーを上手く動かせず、ヒットしてもバレやすい
トップはルアーアクションの入力と出力の強弱をいかに的確に行うかで釣果が決まります。
タックルセレクトを間違えるとルアーを動かせず、たとえバイトしてもヒットに持ち込めずキャッチできません。
チヌトップのキャッチ率は、10発出て良くて3~4発フッキングできれば御の字。しっかりトップを動かせるタックルを用意しましょう。
スピニング、ベイトともに専用スペックで作られた「礁楽」シリーズであれば間違いなし!
慣れないうちはスピニングの礁楽SL-75MLSがおすすめです。トップのルアーアクションも行いやすく、長時間の釣りでも手首への負担が少ないです。
適度な張りと曲がりで、トップをやるならズバリの1本です。
船からの場合はピンポイント精度が求められるため、その場合はベイトの礁楽SL-72MLBFがおすすめです。セミマイクロガイド仕様でキャスト時のルアー軌道がブレにくく、アクションもつけやすいですよ。
ベイトタックル
〈ロッド〉メガバス・礁楽SL-72MLBF
〈リール〉シマノ・18バンタム
〈ライン〉バリバス・ハイグレードPE1号 + バリバス・ショックリーダー VEP フロロ16lb
スピニングタックル
〈ロッド〉メガバス/礁楽SL-75MLS
〈リール〉メガバス/RC-IDATEN 256
〈ライン〉バリバス・アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 PE1号 + バリバス・ショックリーダー VEP フロロ16lb
③ルアーセレクトの落とし穴
「何でも良い」は「何でもよくない」釣果に…
「何でも良い」は「何でもよくない」釣果になります。
はじめのうちは必ずチヌ専用トッププラグをセレクトするのが上達への近道です。
「トップならなんでもええわ〜」は最適解から遠のく落とし穴です。
色々使うとフワッとしてしまう落とし穴にハマらないよう、メガバスのチヌトップ厳選ルアーをペンシルタイプとポッパータイプ各3種ずつ紹介します。
DOG-X DIAMANTE SW
120mm/25g、3フックでハイアピール。波や風のある時に遠投し、水をしっかり噛ませたドッグウォークアクションで誘います。大場所での使用におすすめ
メガバス公式ルアー詳細はこちら
GIANT DOG-X SW
ヒラ打ちを伴うローリング・ドッグウォークで水面下のターゲットに強くアピール。動かしやすく、初心者にもおすすめ
メガバス公式ルアー詳細はこちら
DOG-X QUICK WALKER SW
チヌトップ専用設計モデル。180°オーバーのテーブルターンを誰でも簡単に演出可能。87mm/12gでベイト・スピニングどちらでも扱いやすい
メガバス公式ルアー詳細はこちら
POPPING DUCK
チヌ専用設計の特化型ポッパー。移動距離を最小限に抑えつつ、小気味よいポップ音をレスポンス良く発します。日本のチヌトップにおける“主食の白米”レベルの存在
メガバス公式ルアー詳細はこちら
極力移動距離を抑えたスイングアクションが効果的。小規模河川やピンスポットで特に◎
メガバス公式ルアー詳細はこちら
POPX SW
独特の水押し波紋とスプラッシュ、ネチネチと首を振るローリングドッグウォークは唯一無二のアクション
メガバス公式ルアー詳細はこちら
というわけで、真夏のチヌトップの落とし穴にハマらないよう、皆さん楽しんでください!
④実釣映像を参考にすることの落とし穴
攻め方などは各地区でクセがあるゾ
どうやって誘えばいいのか分からず、YouTubeの実釣映像を参考にするのは実は落とし穴!
映像は各地域のチヌのクセを見抜いた上で撮影されたものです。
参考にする場合は、河川、サーフ、磯、港湾などロケーションを必ず確認し、自分のホームエリアと照らし合わせましょう。
⑤見えチヌにこだわることの落とし穴
見えチヌを食わすことは結構難しいこと多し
チヌは見えていてもキャストすると逃げることがあります。
魚は水面より上から飛んでくる物に警戒心が高く、これは鳥の捕食活動に由来すると言われています。
ルアーを鳥と認識すれば着水と同時に逃げ、周囲の魚も連鎖的に逃げます。
慣れないうちは見えているチヌは無視しましょう。
2025年6月より遊漁船「ベイサイドオッシャー」を始動!
大阪湾近海のキャスティングゲーム特化型チャーター船で、キャプテンは僕です!
最後に少し個人的なお知らせですが、この6月より遊漁船「ベイサイドオッシャー」を始動しました。
大阪湾近海でシーバス、チヌ、青物、根魚などをターゲットにしたキャスティングゲーム特化型チャーター船で、キャプテンは僕です。
チヌトップゲームも強化して毎日出船していますので、お近くの方はぜひ遊びに来てください。
リアルタイムな現場発信も行っていますので、興味のある方もない方もぜひHP・SNSのフォローをよろしくお願いします。
遊漁船・ベイサイドオッシャーHP
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