ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR「ABU FOR LIFE AGAIN 〜ピュアフィッシング公式アンバサダー就任〜」 第1250回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

スピニングリール

またスピニングリール機種に関しては、納得のいく次期モデルが完成し次第、今のダイワ、シマノ製品と入れ替えていく予定だ。

約3年間、自費でダイワ、シマノの最高機種を20台近く一気に使ってきた経験は、めちゃくちゃ高くついたが今後の開発フィードバックに非常に良い他社製品の学習期間になったと思う。

ガルプ!

そして、今江的に最も今後のピュアフィッシングに期待しているのが、やはり「ガルプ」と「MAXセント」のJB/NBCトーナメント復活だ。

これを待ち望んでいたプロはピュアフィッシングの想像以上に多いと自分は確信している。

「ガルプ」は今後いずれワーム素材が「生分解素材」への転換を余儀なくされる時代への布石として重要な存在でもあり、実際に使えなくなって「ガルプ」の威力を今さら痛感しているプロはTOP50のほとんどと言ってもよいほどだろう。

さらに「MAXセント」がJB/NBCでエコ登録され使えるようになれば、これは強力な武器になることは間違いない(当時試しに使ってマジで焦るほどの威力を実感してたので…)

トーナメントプロとして

そしてなにより、ピュアフィッシングの日本のトーナメントへのサポート再開は、バスフィッシングの本場アメリカのメーカーが日本のバスフィッシング市場にもう一度本気で参入してくれることでもあり、超閉鎖的なマルドメ(まるっきりドメスティック、国内だけの略)になりつつあった日本のバスフィッシング界に新たな刺激を与えてくれることは間違いないと思う。

そして日本のメーカーだけでなく、本場アメリカのメーカーにサポートされる機会があるという、ちょっとグローバルな刺激も若いプロ達に夢を与えることになるだろう。

アパレルでも釣り具としては大人オシャレな「AbuGarcia」、アメリカンな匂いでベタオシャレな「Berkley」をまた着れるのもちょっと嬉しい。

自分があと何年、トーナメントプロとして第一線で頑張れるのか、もうそう長い話ではないと思う。

だがピュアフィッシングと、AbuGarciaと、もう一度こうして取り組めることは大きなモチベーションになった。

トーナメントプロ晩年になってなお、また全て同じスポンサーの顔ぶれ、取り組み体制に戻ったことは、正直、プロとして本当に嬉しいことである。

またトップが変わってサクッと首を切られないよう、爪痕を残せるような仕事をしていきたいと思う(笑)。

結婚記念グラスと共に神棚に並んだ2025年再契約記念リールと記念時計。止まっていた時間が再び動き出した

2 / 2
前へ
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」