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【ハンドルノブも2BB仕様】巻きにこだわり計8個のボールベアリングを搭載したエリアトラウト専用機種「25イプリミ」登場!

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ダイワのエリアトラウト専用機種「イプリミ」。

ロッドでこの名前をご存知の方も多いかと思いますが、実はリールが発売されていたのもご存じでしたか?今回、なんと9年ぶりにフルモデルチェンジされるんです。

定価2万円ほどで、必要な性能を詰め込んだ、入門者にもオススメなエリアトラウト特化のスピニングリールとなっています。

25イプリミ【ダイワ】

2025年9月登場

巻き感度に優れたZAION V製のAIRDRIVE ROTORに加え、ハイグリップI型フィネスノブやラインローラーにもBBを搭載するなど、計8個のボールベアリングを搭載。

エリアトラウトでは1番重要な“巻き”にこだわった専用仕様となっている「25イプリミ」。

 

ダイワ公式「イプリミ」の詳細ページはこちら

スペック
アイテム 自重 巻取長 ギア比 ナイロン
(lb-m)
PE
(号ーm)
アーム長 ベアリング ドラグ ノブ
サイズ
ノブ仕様 本体価格
25IPRIMI LT1000S 170g 64cm 5.2 2.5-100 0.3-200 40mm 8/1 5kg S HG-I型フィネス ¥23,300
25IPRIMI LT2000S-P 175g 63cm 4.8 3-150 0.4-200 45mm 8/1 5kg S HG-I型フィネス ¥23,300
25IPRIMI LT2000S-XH 175g 81cm 6.2 3-150 0.4-200 45mm 8/1 5kg S HG-I型フィネス ¥23,300
番手別解説
アイテム 説明
LT1000S ハンドル1巻き64㎝で、安定したリトリーブが可能なモデル。
スプール径が小さいことにより、マイクロガイドを搭載したロッド使用時のキャストフィール向上。(ハンドル長さ40㎜)
LT2000S-P ハンドル1巻き63㎝を活かし、安定したリトリーブが可能なモデル。
スプーンの定速巻きをはじめ、オールラウンドに使用可能なエリアトラウトの定番モデル。(ハンドル長さ45㎜)
LT2000S-XH ハンドル1巻き81㎝の巻取り長さを活かし、ラインスラックを素早く回収できるモデル。
鉄板バイブのリフト&フォールやミノーのジャーク等の釣り方に最適。(ハンドルの長さ45㎜)

前モデルから大きく変化

16イプリミ

冒頭でもお伝えした通り、前モデルはなんと9年前の2016年登場。デザインはもちろん、この9年間でテクノロジーも著しく進化しているので、もはや別物といっても過言ではないかも…。

重量で比べると「16イプリミ」の1000番が210gに対し、今回の「25イプリミ」はLT1000Sで170g 。なんと40gも軽くなっており、時代の進化を感じますね(笑)。

AIRDRIVE DESIGN搭載

まず注目すべき点は、エアドライブデザインを採用しているという点。これにより、重量バランスが向上し、エリアトラウトで扱う軽量なルアーのキャストや操作がより快適に。

エアドライブデザインは、釣り人が求める意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想。最大4つのテクノロジーで構成されており、「25イプリミ」にはそのうち3つのテクノロジーを採用。

ZAION V製AIRDRIVE ROTOR

その中でも特に、ZAION V製AIRDRIVE ROTORの採用がエリアトラウトにおいては大きなメリットに。

軽量で低慣性なので、軽量ルアーのアクションや水流の変化、小さなバイトなどをしっかりと感じ取ることのできる感度の高さを実現しています。

巻きにこだわるためのハイグリップI型フィネスノブ採用

ハンドルノブには、上位機種の「プレッソ」にも採用されている、細身軽量で繊細なリトリーブができ、滑りにくい仕様のハイグリップI型フィネスノブを搭載。

肉抜きされた軽量なノブは、軽い力でのリトリーブが可能で、エリアトラウトにはベストマッチ!

最初から2BB仕様のハンドルノブ

また、ハンドルノブは最初から2BB仕様となっているのがかなり嬉しい点。この価格帯の他のリールだと、ハンドルノブにはベアリングが入っておらず、自分で後から追加する必要がありますが、「25イプリミ」では標準でベアリングが入っています!流石、エリアトラウト専用機…。

初動レスポンスを高めたATD TYPE-L

ドラグには、初動レスポンスが良く、細糸使用時のライントラブルを軽減させるATD TYPE-Lを採用。

バラシの多いエリアトラウトにおいては滑らかに魚に追従してくれるドラグが必須となります。

ラインローラーもBB搭載

そして、そんなドラグの滑り出しや、ラインの糸よれ、巻き心地を向上するため、ラインローラーにもボールベアリングを搭載。

まとめると…

・ピニオン部2BB(SUS)
・ドライブギア部2BB(SUS)
・ラインローラー部1BB(CRBB)
・ハンドルノブ部2BB(SUS)
・オシレートギア部1BB(CRBB)。

これで計8個のボールベアリング搭載となります

関連動画こちら

NEW IPRIMI DEBUT!AIRDRIVE DESIGN採用のエリアトラウト専用リール

出典:YouTubeチャンネル「 DAIWA TROUT 」

以上、9年ぶりのモデルチェンジとなる「25イプリミ」のご紹介でした!

これからエリアトラウトを始めたい方には最適な1台。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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