シリテンジグ220 エンペラー。
シリコン素材を使用したルアーを多数揃える「MADNESS」から今年2025年放たれた、酒田遊漁船イザナミの船長・“中野佑希”氏監修のジギング用メタルジグ。

中野 佑希(Yuuki Nakano) プロフィール
ボディ全体をシリコンで覆い、両サイドにはシリコン製のエンペラを採用。
鉛のみの重量は約190gで、シリコン分が加わり総重量は“220g”に。同重量の他のジグと比べて“圧倒的にフォール速度が遅い”という点が本ジグ最大の強み。ボリューム感のあるボディと両サイドのエンペラは視覚的アピール力が高く、さらにフォール時のアクションは毎回異なる沈下姿勢となり、不規則なフォールを演出。ロッドアクション時には“キレの良いダートアクション”を生み出し、シリコン素材によって水噛みが良く、潮にシッカリと乗ることで操作性が高く、扱いやすい点も魅力。
出典:YouTubeチャンネル「MADNESS JAPAN」
さて、そんな「シリテンジグ220 エンペラー」を駆使したこちらの実釣解説動画が、先日YouTubeチャンネル「MADNESS JAPAN」で公開されました。ご覧になりましたか? こちらは“中野佑希”氏が玄海灘釣行に挑んだ2DAY目の模様。
見ドコロとして“爆釣”な点もモチロンですが、記者的に特にチェックしていただきたいのは、他ではまず公開されていない「シリテンジグ220 エンペラー」の生みの親・中野氏によるHow to解説が、シッカリ盛り込まれている点。
さて、ここからはネタバレ要素も含みますが、今回は動画内容をこの場で詳しくご紹介! ぜひ本記事をご覧いただいた後に、本編もチェックしていただけると幸いです。
前半は「シリテンジグ220 エンペラー」で根魚狙い
本編前半は、「シリテンジグ220 エンペラー」で根魚狙い。
リアフックを普段1cmを取るトコロ、根魚の場合2cmと長めにとることが有効という…イキナリ為になる解説からはじまり、その後続けてジグの使い方を解説。
意識すべき点は“フォール”。
フリーで落とすと、どうしてもスローになりすぎるため、軽くサミングしながら頭を持ち上げるイメージでフォールさせてあげることが重要。「シリテンジグ220 エンペラー」の基本動作に関しては“スローピッチ”。青物はさることながら、根魚にもカナリ有効。根魚の場合は着底後は1シャクリ半回転と…特にスローに誘うのがキモ。
重要なポイントとしては、シャクった後にラインを張ったまま落とさないこと。糸フケを作った状態でジグを落とすことが、「シリテンジグ220 エンペラー」を使う上での鉄則。時にはグリグリッと10mほど巻き上げて、再度フリーで落とし直すことも有効。
MADNESSスタッフ来嶋氏のアオハタから始まり、続けて中野氏も可愛らしいサイズではあるが、マハタをキャッチ。根魚狙いのポイントとしては、ジグを大きく浮かせないこと。ただし、コツとしては、まれに浮かせてあげることでスイッチの入る個体もいるのだそう。その後、MADNESSスタッフ来嶋氏も続けてヒラマサをキャッチしたり、中野氏はレンコダイ、MADNESS社長湯田氏にマダコが掛かったり…正に“何でもイケるジグ”。
チャンスタイムが潮止まり? 動画後半はヒラマサ狙いのジギング
12:33からの後半は「シリテンジグ220 エンペラー」でヒラマサ狙いのジギング。
本来避けるべきの潮止まりですが、「コレを待っていたんです」と珍しい発言をする中野氏。その理由も映像で一部始終ご覧いただけますよ(笑)。
凄まじい光景になっていますので。
オフシーズン+潮止まりにも関わらず、MADNESSスタッフ来嶋氏と社長湯田氏にヒラマサ、中野氏がヤズ(ハマチ)トリプルヒットという凄まじい光景。流石にこのシーンをご覧いただければ、「シリテンジグ220 エンペラー」の実釣性能をお分かりいただけるハズ。
トリプルヒット劇場の後は、「シリテンジグ220 エンペラー」の青物攻略解説。
まずは、ジグをボトムまでフォールさせます。
どこに向かうか予測不可能な「シリテンジグ220 エンペラー」のフォールアクションを、中野氏は“ナックルフォール”と呼び、初心者をはじめ、誰が使っても釣果に直結する動きになっています。本来スローピッチを基本動作とする、「シリテンジグ220 エンペラー」ですが、前日(DAY1編)で、速めの動きに反応するということに気付いた中野氏は、2日目(DAY2)も着底後10mほど高速巻きで誘い、ラインをフリーにしてロングフォール。バイトの際は、ラインが沈まなくなるのだそうです。
スローピッチにせよ、今回のハイピッチにせよキモは“ロングフォール”。フォールの動きが、「シリテンジグ220 エンペラー」の真骨頂。フォールへの切り替わりが、他の鉛製ジグに比べてカナリ早く、なおかつ不規則な動きを発生…フォール(食わせの間)を多く入れることで、バイトチャンスも次第にUP。
ホロのように光りすぎない。
光らないわけではない。
絶妙にナチュラルな反射で、これまで多くの魚種を魅了してきた“銀粉カラー”が、「シリテンジグ220 エンペラー」には初めから採用されています。中野氏はこれを“渋い光”と呼び、魚から見たときには膨張色のように映っているのではないかとコメント。つまり、水中でシルエットがより際立ち、ナックルフォールとの組み合わせにより、スレた個体や潮の流れが弱い状況でもバイトに持ち込める力を秘めているということです。
解説シーンの後は、中野氏にも待望のヒラマサ。
3kgサイズとはいえ本命。ポイント到着後すぐのヒット。このシーンも、「シリテンジグ220 エンペラー」の威力を実感いただける場面と言えるでしょう。
プロトモデルのペンシルベイトもチラ見せ
10:53〜12:32は、プロトタイプのペンシルベイトも登場。
こちらもボディ全体にシリコンを採用。ただし、フックサークルができるリア部に関しては、フック絡みを避けるためプラスチックむき出しの仕様に。シリコン採用によって水絡みが良く、ロッドを下げてリトリーブすると水面下約20cmを泳ぎ、ロッドを立てると水面をスイミング。こちらのリリースも乞うご期待!
以上! YouTubeチャンネル「MADNESS JAPAN」で公開中の、玄海灘釣行2日目の実釣動画について深堀させていただきました。ぜひ、DAY1をご覧になっていただいた上で、DAY2もチェックしてみてくださいね。
酒田遊漁船イザナミの船長「中野佑希」氏
有限会社マドネスジャパンマーケティング部「来嶋 昌晴」氏
有限会社マドネスジャパン代表取締役社長「湯田桂一朗」氏
本編はこちら!
【オフショア#003】潮止まりでも3本同時HIT オフシーズン玄界灘ヒラマサ vs ナックルフォール シリテンジグ220エンペラー
出典:YouTubeチャンネル「MADNESS JAPAN」
【オフショア#002】オフシーズン玄界灘ヒラマサ VS ナックルフォール Shiriten JIG220 EMPEROR(シリテンジグ220エンペラー)