港湾部のシーバスゲームや、ボートシーバスにおいて非常に出番の多い“シンキングミノー”。
数あるシーバスルアーの中でも1つは持っておいて欲しいジャンルのルアーになります。そんな中でも人気なのが、”湾奥のプリンス”とも呼ばれる、大野ゆうきさん監修の「モアザン ベイソールミノー」。約10年前に登場したルアーですが、いまだに根強いファンが多いルアーです。
誰でも非常に扱いやすく、幅広いシチュエーションで活躍するこのルアーを今回はピックアップしてご紹介!
モアザン ベイソールミノー【ダイワ】
シンキングミノーの超スタンダード「モアザン ベイソールミノー」。
港湾部のストラクチャーや小場所撃ち、ボートシーバスまで幅広く活躍。計算し尽された形状とウエイトバランスで低速~高速域まで幅広いリトリーブスピードに対応し、足場の高いエリアでも足元までしっかりと泳ぎ切ります。
ラインナップはノーマルリップの73Sとロングリップの73S DR。
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アイテム | サイズ(mm) | 自重(g) | レンジ(m) | タイプ | 当飛距離(m) | 装備フック | 装備リング | アクション |
73S | 73 | 9.3 | 約0.3~1.2 | シンキング | Max:46.0/Ave:44.1 | #8トレブル | #2 | ハイピッチタイトウォブル |
73S DR | 73 | 11.7 | 約2~3 | シンキングDR | Max:56.0/Ave:54.3 | #6トレブル | – | ハイピッチタイトウォブル |
73Sと73S DRそれぞれの特長は?
73Sは、ストラクチャーの際を狙えるキャスト性能を実現するため、低重心による安定感を追求したレスポンス重視。アクションはただ巻きでも食わせるハイピッチタイトウォブルアクションで、潜行レンジは約0.3~1.2m。
レンジトレース性能の高いオフセットリップでデッドスローでもしっかり泳ぐ高レスポンス設計。港湾部のストラクチャーや壁際のピン打ちや、ボートシーバスはもちろん。レスポンスの良さを生かして、河川の明暗部をスローに巻いてくる狙い方も。
記者オススメの使い方は、シャローエリアでハクやイナッコにボイルしている状況で、ボトムに当てながら巻いてくるという使い方。なかなか食わせることのできない悶絶ボイルの攻略にも有効です。
73S DRは、73Sよりもさらに下のレンジをトレースできるコンパクトディープランナー。フックサイズは73Sよりも1サイズ大きな#6を搭載。
レスポンスを重視した73Sとは対称的に、73SDRではディープゾーンを巻いてくるためのロングキャスト性能を重視。タングステン球磁着重心移動システムを採用することで、最大56m、平均54.3mという十分なキャスタビリティを実現しています。
リップは73Sの倍近いサイズのロングリップを搭載し、アクションは同様のままに潜行レンジは約2~3mを実現。港湾部のストラクチャー撃ちやボートゲームはもちろん、テクトロもやりやすくオススメです。
また、チヌ狙いの水深2m以下でのボトムノッキングなども有効になってきます。

ラインアイ設定は繊細なため、使用中にルアーの軌道が安定しない場合は、ルアーの性能を100%発揮させるためにトゥルーチューンがオススメ
カラーラインナップ
カラーは73Sが6種、73SDRが9種をラインナップ。
以上、「モアザン ベイソールミノー」のご紹介でした!
シーバサーなら1つはBOXに忍ばせておいて欲しいルアー。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
