
福嶋 信悟(Shingo Fukushima) プロフィール
KARASHI SWを使った『見えチヌ』攻略法!
こんにちは、福嶋 信悟です。これから本格的にシーズンインするチヌのプラッギングゲーム!
夏といえばトップウォーターでのバイトも楽しい時期ですが、今回はシンキングペンシル「KARASHI SW」を使った“見えチヌ攻略”について解説していきます。
KARASHI SWとは?
KARASHI SWは、巻きスピードやトゥイッチなど、タイプを使い分けながらシーンに応じた操作で水面〜ボトムまで探れる万能ルアーで、「ただ巻き」「トリッキーな誘い」「ナチュラルアクション」まで幅広く対応できるので、チヌの反応を見ながら戦略を組み立てることが可能です!
メガバス公式「KARASHI SW」詳細ページはこちら
公式オンラインショップで購入可能→こちら
Length | Weight | Type | Hook | 価格(税別) |
59mm | 5g / 9g | ・SLOW SINKING(5g) ・FAST SINKING(9g) |
#12 x 2pcs | 1,600 円 |
まずは知っておきたい!『釣れる見えチヌ』の特徴
見えているからといって、すべてのチヌが釣れるわけではありません。
サイトゲームでは、「どのチヌを狙うか?」の見極めが超重要となります!
• 群れの中でもルアーに興味を示す
• 目線が下を向き、海底をつついている(捕食モード)
• ルアーに対してじわじわ距離を詰めてくる
• 3〜5匹の小群で行動している
こういったチヌは、スイッチが入りかけている状態。丁寧にアプローチすれば、高確率でバイトに持ち込めます。見切られても状況や反応を見て、次の一手をみつけるのもサイトフィッシングの楽しさです!
• こちらの気配で逃げる(スレ or プレッシャー大)
• 群れの中でも一切ルアーに反応しない
• キビキビと動き回り、落ち着きがない
こういった個体は「釣れないモード」。無理せず見切って、釣れるチヌを選んで狙うのが効率的です。
シーン別のKARASHI SW活用法!
止水域ではスローシンキングタイプが有効です。巻きスピードやアクションを調整しながら、ドッグウォーク気味にペンシルのように演出したり、レンジを微調整して水面直下を攻めることも可能です。
チヌがルアーに着いてくるけど喰わない……。そんなときは、スローフォールを利用して一瞬の“間”を入れることも効果的です!
流れが強い河口や河川では、スローシンキングだと流されすぎる……。そんな場面ではFAST SINKINGモデルが強い味方となります。
潮流に負けずトップから、狙いたいレンジやコース取りも可能です!状況の変わりやすいエリアでもチヌの状況に合わせて使うことができるのです。
KARASHI SWの“裏技”ボトム攻略!
私が特に好きな釣り方が、「FAST SINKINGモデルを使ったボトムゲーム」。
チヌがボトムで捕食しているときは、尻尾を立てて夢中になって砂をついばんでいることがあります。
このとき、泥や砂が舞いやすい底質(泥底・砂地)がベスト!視界が悪くなっている中に、KARASHI SWを“置いておくだけ”……。
ゴツン!と勢いよく丸呑みされる、あの衝撃……まさにリアクション+ナチュラルの合わせ技!
「釣れた」ではなく「釣った」感が増すことで、よりサイトチニングの引き出しが増えるのではないでしょうか?
※牡蠣殻帯などは根掛かりのリスクが高いため、地形の選定は慎重に。
まとめ
KARASHI SWは“見せて釣る”のに最適な武器!
KARASHI SWは、見えチヌのような「喰わせの繊細さ」が求められる状況でも、しっかりアピールしつつ、ナチュラルに誘える稀有なシンキングペンシルです。
チヌの反応を観察しながら、
・スローシンキングで表層&中層攻略(超シャローエリアのボトム攻略)
・ファストシンキングで流れがあたる表層〜ボトム狙い
と使い分けることで、より多彩な戦略が組めます。
この夏はKARASHI SW片手に、“見える魚を選んで釣る”ゲーム性の高いサイトチヌをぜひ楽しんでみてください!