皆さんこんにちは!
アクアウェーブ・フィールドテスターの“中江 貴洋”です。日に日に暑くなってきましたね。アングラーの皆様は、いかがお過ごしでしょうか? さて、今回は、そんな日中の蒸し暑い時間帯を避けて、朝晩の涼しい時間帯にサクッと手軽に楽しめる“チニング”を紹介。初心者の方にもオススメなので、ぜひ挑戦してみてください!

中江 貴洋(Takahiro Nakae) プロフィール
ポイントの選び方
まずは、ポイントの選び方について。
チヌやキビレを狙うにあたって、僕が普段意識しているのは、小規模な河川にエリアを絞ること。その理由は、チヌが入り込んでくる個体数が多いからです。
僕のホームである瀬戸内エリアの場合、潮位の変化が激しく、干潮時にはそもそも水がない…なんてことも良くあります。ただ、満潮になるにつれてチヌやキビレが差してくるので、そういった個体は比較的エサを求めて入ってくることが多く、釣れやすい傾向にあります。そのため、小規模河川にこだわってエリアを選んでいるわけです。
当然大きな河川でも十分釣れますが、潮位が上がると魚が散ったり、魚が居ても口を使ってくれる個体が少なかったりするので、僕個人の意見や地域的な特性にはなりますが、そういった理由から、大きな河川よりも小規模河川のほうが有利だと考えます。
ポイントを探す際は、明るい昼間にチェックを済ませておき、その日の晩または翌日の早朝にポイントへ入るようにしています。場所選びで意識している点は以下です。
チヌ・キビレが見えているか。
水深は3m前後で、やや濁りのある場所。
ストラクチャーが絡んでいる場所。
牡蠣殻やゴロタなどが入っているボトム。
上記4つの条件のうち、1つでも当てはまっていればエントリーする価値は十分にあると思います。ぜひ、意識してみてください。因みに狙うタイミングとしては、下げのタイミング。チヌ・キビレ共にエサを捕食しやすく、場所も絞りやすいです。
使用リグはフリーリグ
ここ最近のチヌの釣り方で主流なのが“フリーリグ”。
シンカーウエイトは、5〜10g前後。私的に好んで使用しているのは7gです。モチロン地域によって異なる釣り方があると思いますが、私は普段フリーリグを使っています。
アクションについて
アクションは“リフト&フォール”で普段誘っています。
優しくリグを持ち上げてフリーフォールまたはカーブフォール。タダ巻きの場合、ヘドロや藻を拾うことが多いので、この動作を行っています。 難しいテクニックも不要なので、初心者の方でも、簡単にチヌを狙っていただけると思いますよ!
フリーリグの特性上、根掛かりも少ないので、難なく攻めの釣りが出来ます。
オススメワーム
フリーリグの際に使用しているワームですが、アクアウェーブがラインナップしている「ハフーア黒鯛SP 3.5in」を使っています。
アクアウェーブ公式「ハフーア黒鯛SP 3.5in」詳細ページはこちら
「ハフーア黒鯛SP 3.5in」は元々ロックフィッシュ用に開発された、“ハフーア”のチニングモデル。ロックフィッシュ用のモデルをチニングで愛用していたので、このモデルの登場はカナリ嬉しいです。黒鯛SPに関しては、従来よりもワームのマテリアルが硬くなっているため、耐久性の向上はモチロン、ボディに備わった4つのテールアクションにもメリハリが生まれ、チヌやキビレをより誘える仕様に。
カラーも黒鯛SP独自のカラーが揃います。
「ハフーア黒鯛SP 3.5in」を使う理由ですが、まずは“フォールの釣りに適している”ため。4つのテールがフォール中に異なる動きを演出します。さらに! 3.5inというサイズ感も気に入っているポイント。少し大きく感じられる方も居られると思いますが、アピール力が何せ高く、魚を寄せてくる力は尋常ではありません。それでいて、フッキング性能もバツグン! 使用するフックに関しては、#1がオススメです。
タックルについて
最後はタックルに関して。
初心者の方にはスピニングタックルをオススメします。硬めのメバルロッドや、エギングロッドであれば、ML辺りが使いやすいと思います。リールの大きさですが2500番辺りが使いやすいです。また、ラインですがPEライン0.6号あれば飛距離も出ます。リーダーはフロロカーボンライン12Ldあれば、強度的にも余裕です。
これから昼間は暑くて辛い時間なので、朝涼しい時間の短時間で遊べるチヌゲーム。是非チャレンジしてみてください!
