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【池内修次 甑島へ】実釣の前に…大切な「ポイント視察」で考えていること

連載:池内修次の毎日イカ曜日♪
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皆さん、こんにちは。デュエルの池内です。

今週もアオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル&ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますのでよろしくお願いします!

今回のイカ曜日では、先日に池内が参加してきた「第3回SPキングin甑島エギング大会」の様子を2週に渡ってお届けしたいと思います。

池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール

デュエルプロスタッフで、エギング界のスペシャリストの1人。エギング釣行回数は年間150日以上。 中層エギングをメインに多彩なシャクリパターンを使いこなし、両眼2.0というおっそろしいまでの視力でサイトフィッシングも得意とする、笑顔がステキな寝ても覚めてもエギング! なアツいオトコ。 WEB動画番組「スマイルエギング」にも出演中 https://www.youtube.com/watch?v=fXWFLBamzkQ https://www.lurenewsr.com/32671/

第3回SPキングin甑島エギング大会に参加

「第3回SPキングin甑島エギング大会」ということで舞台は鹿児島県の甑島(こしきじま)。

参加にあたり、前乗りで鹿児島へ。そして到着後には大会のためにポイント視察を行ったのですが、このポイント視察が実は重要。初めてのポイントを攻略するために、私がどんなことを考えポイントを見ているのか…今まで培ってきたそのあたりの要素をお届けします。

まずはふらりと鹿児島観光

大会前日の朝には甑島にフェリーで渡らなければいけないので、大会前々日に鹿児島入りした池内。この日は同大会に参加される愛知のグループに同行させて頂き、いわばフリータイム。ぶらりと鹿児島観光をしてきました。

それから、愛知のグループの行きたかったショップ「Wazee craft (ワズクラフト)」さんにお邪魔させて頂き、次に制作される予定のドライタイプのロンTなどのお話をさせて頂きました。

そしてあっという間に翌朝になり、鹿児島空港にて大会主催者のSPキングさんとカメラマンと合流し、いざフェリーターミナルへ!

新しくなったフェリーはさすがに綺麗で気持ち良かったです!

いざ甑島へ上陸!

無事甑島の里港に到着して宿泊施設にチェックインを済ませた私は、すぐに上甑島と中甑島の主要ポイントへと竿を一切持たずに視察!

竿は持たずにポイント視察!

各ポイントにおられる方々に声を掛けさせて頂き状況をチェックするもモンスターの情報はなく、マックスでも1,500gくらいとのお話。

また、甑島は比較的大型の堤防が多く地磯が少ないと感じました。もちろん、初めてであるため分からないだけで、あったのかもしれませんが(汗)。

堤防と地磯の違いとは

実は池内は、人工建造物での釣りが苦手というか好きではなく、すぐに自然の建造物「地磯」を探してしまうんです。

人工建造物は、基本的に海の中に「ドカン!」と堤防を作ってしまうためにあまり海底に変化がなく回遊メインのポイントとなります。

その逆に、地磯は海底に起伏が激しくあるため根掛かりするリスクは伴いますが、アオリイカが身を潜めるポイントや産卵をするポイント、餌を捕食するポイントが全て備わっています。

長年にわたり地磯のポイントを見てきてエギングをし、釣れた地形や岩の質、ワンドの状態や藻の有無などを確認しているとアオリイカの生息しているであろうエリアが見えてきます。

ここはアオリイカが好きな地形なのか?捕食エリアなのか!?そういったことを考えながらポイント視察をしています。

それに、アオリイカが釣れるポイントには変わった岩質があったりもします。

自分の足でポイントを見に行き、水深の把握や満潮時に入れるポイントであるのか否か…そうしたことも把握しておかないと、地磯にエントリーしたはよいものの帰ることができない…なんてことにもなり兼ねないので注意して下さいね。

デカイカを釣り上げている人を発見!

そんなこんなで約5ヶ所ほどの堤防と地磯を、一切釣り竿を持たずにポイント視察だけのプラクティスを済ませていると、とある堤防に到着してすぐに竿を曲げている方を発見!

お話を聞きに近づいてみると「大会参加者のカオリちゃんやん」。1,700gくらいの良いオスのアオリイカでした。

そこで少しお話をしていると、今度は堤防真ん中辺りでかなり竿を曲げておられる方が…。そして、2,500gはゆうにある素晴らしいアオリイカを釣り上げていました。

大会朝イチはそのポイントに入ろうかとも思いましたが、夕方のタイミングで釣れているということは朝イチはタイミングではないと判断。

最後にポイント視察をしておきたかったゴロタ石の浜を見てきましたが、ポイントを絞り切る決定打的要因も少なく、時間が掛かると判断しスルーを決めました。

全てのポイント視察によるプラクティスを終了後、宿に帰り、立ち入り禁止エリアかどうかを大会主催者に確認した上で、翌日の大会は地磯からエントリーすることに決めました。

また、翌日の朝イチは潮も高いために、まずは一級ポイントでもある里港周辺を撃ってから地磯に行こうと…とプランを立て夕食タイムに入りました。

さて、大会当日はどんなドラマが待ち受けているのでしょう!

この時は、DUELムービー「池内修次のスマイルエギング」の取材でしたので裏のお話にはなりますが、その裏のお話の方が内容は濃くなっていますので来週のイカ曜日も楽しみにしていて下さいね!

ではまた来週の毎日がイカ曜日をお楽しみに〜!

DUEL

1967年創業の老舗! 福岡県福岡市を拠点とするバス釣り&SW各魚種向けのルアー、エギ、フィッシングライン中心に手掛ける釣り具の総合メーカー。 デュエルの人気主要ブランドは3つ! 国内向けのルアーと釣り糸を主に扱う「デュエル(DUEL)」 主にイカ釣り製品と海外向けルアーを中心に扱う「ヨーヅリ(YO-ZURI)」 ラインやルアーを主に扱う「ハードコア(HARDCORE:釣糸、ルアー)」
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