梅雨時期の最強パターンは?【水野浩聡のワンモアフィッシュ】
こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!
実は先週、ひっくり返るくらいビックリする出来事がありました。
何気に来週の天気の週間予報を軽ーい気持ちで見たところ、「えっ…梅雨明けか⁉」と思ってしまうほどの灼熱の真夏日予報がずっと続いていて、もっともっと梅雨の楽しい釣りをしたいと思ってた矢先ということもあり、その予報を見てホントひっくり返りそうでした…。
暑いのは大好きなので、全然個人的には良いんですが、いくらなんでも早すぎだろー‼…と。
もう少しこの時期らしい釣りを楽しませてもらった後に、サマーパターンをやりたいなぁって思っていたので、まず体を暑さに慣らすことはもちろんですが、大きくフィールドの傾向が変わってきそうな予感がしてるので、これはまた来週以降のコラムでお伝えしようかと思っています。
雨後のタイミングに奈良県・室生ダムに!
さて、そんな灼熱の真夏日週間になる前は、梅雨時らしいぐずついた天気の中、様々なフィールドに行ってました。
雨後の奈良県・室生(むろう)ダムでは、濁りの蔓延の、アフター回復傾向のバスが少しずつ流れを好み出してる気配を感じ、上流からのカレントが当たって、ほどよく巻くような岬に立ち、ボリューム感のある「シボフラット 4.8″」のライトテキサスを投入すると、短時間ながらもグッドサイズを連続でキャッチ。
うち一本は 54cm というビッグサイズでした。
雨による新たな水の流入が見られ、その中で良いスポットに陣取っているバスにはやはりボリューム感のあるルアーで誘っていく方が、釣れるバスもデカいですね‼
いい場所の一番良いバスには強めのアプローチを‼という鉄則通りの展開でかなり楽しかったです。
このシボフラット 4.8″ には、2.7g という超軽量シンカーをセットし、ゆっくり落とし、その最中にキレイにスパイラルフォールしてくれるので、濁った中でもバスにしっかりと見せることができます。
岬に絡むハードボトムやレイダウン、岩盤などなど、様々な状況に対応しつつ、デカい個体を狙って釣っていけるので、今回の濁った室生ダムではホントにちょうど良かったですね。
バイトも、この釣り特有のガツガツ系バイトがたまらなく気持ちよく、フッキングが決まったあの瞬間はかなり面白いです。
フックは、ジャッカルのオフセットフックのSCYTHE/サイス 7/0 を使用。
ワームがズレにくく、結構ラフに使っても OK。それでいて魚がバイトした時は良いところにフッキングが決まるフックで、個人的にも気に入って使ってるだけでなく、全国的に最近かなり人気のアイテムの一つです。
まだ使ったことがない方は、一度お試しください‼
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シボフラットタックルは…
・ロッド…ポイズンアドレナ 165MH
※バーサタイル性重視のロッドセレクト。ワームの自重があるので、166H/SB-2 などの、パワーがしっかりありつつも、ティップに操作性のあるモデルなどがベストマッチします。
・リール…メタニウム DC 70HG
・ライン…レッドスプール16ポンド
・フック…SCYTHE/サイス 7/0
梅雨の晴れ間には地元・大江川水系に!
そして別日にはガッツリ梅雨の晴れ間となった地元岐阜県メジャー場の大江川水系に。
こちらも雨の影響で水位がアップし、濁りも増していたので、冠水ブッシュを「キングジミーヘンジ」のジョイントヘッドセッティングで撃っていくと速攻バイト。
先月から毎週のようにこのコラムでも紹介させていただいていた釣りがやはりずっと安定感があって、特に増水してカバー撃ちメインとなるタイミングにはもの凄く重宝しています。
セレクティブなシャローのエビ食いのアフター個体にはジミーヘンジ42のノーシンカーが超効きました
逆に、雨が降ってもほとんど水位が変わらないヨット池や牛池などは、シャローにエビを狙ったアフターの個体がウロウロと泳いでいるので、それらのバスを効率よくサイトで釣っていってました。
この釣りには、「ジミーヘンジ 42」のノーシンカーの独壇場。
狙った魚にはほとんど口を使わせているのでは⁉と思えるくらい、一撃必殺系の食わせアイテムとして、セレクティブなエビ食いバスに効果抜群でした。
手足が面になっているので、それがアピールにもブレーキにもなり、メリハリの効いたアクションでバスにスイッチを入れながら誘っていけるし、サイト時にはプレッシャーをかけないように、見えてるバスから少し離れたところに置いても、バスがその存在に気付いてくれやすいので、「バスから寄ってこさせる」という状況を作りやすいですね。
良いバスだけ厳選してキャッチすることができていました。
今週は真夏日続き! 今後は一気に水温が上昇! 水通しのよい場所がキーになりそう!
話をまた戻すと、今週に関しては真夏日がずっと続いていて、今後は日に日に表水温が一気に上がってきますので、日中はカバーに入り込んだり、水通しの良い場所にニュートラルな状態でポジショニングするバスが増えてくるかと思います。
表水温が上がって、ベースとなる水温自体が上がりきってしまうと、トップなどの水面系ルアーなどの出番は激減し、バスの目線をスローに誘えるもの…というのがセオリーとなってきます。
またこの辺の釣りに関しては、来週以降お伝えしていきますね‼
熱中症には気を付けて、こまめな休憩、十分すぎるくらいの水分補給をし、安全第一でこの暑さでの釣りを楽しみましょう‼
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