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ロックフィッシュに「ロックアイ ヴォルテックス」。ロッドメーカー天龍のコダワリ詰め込みました

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ロックアイ ヴォルテックス

初代から数えて4代目となるテンュウのロックフィッシュロッド「ロックアイ・ヴォルテックス」。

剛を征する鋭敏。そんなコンセプトを掲げた、パワーと繊細さという相反する要素を融合するために、テンリュウ独自テクノロジー&設計思想を注ぎ込んだシリーズだ。

ロックフィッシュとひとことでいっても範囲は広いが、シリーズ全モデル共通するのはトルクを発揮する速さであったり、投げた先での操作性などをブラッシュアアップしていること。

C・N・Tで粘りと感度を

現行ヴォルテックスにあり、それまでのヴォルテックスには搭載されていなかったものに「C・N・T(カーボンナノチューブ)」がある。今ではすっかりおなじみのテンリュウテクノロジーだが、これにより高感度と高強度を両立。わずかなバイトをも察知し、なおかつ大型根魚の猛攻にも耐えるロッドへと昇華されている。

ガイド設定の妙

スピニングモデルでは、バットガイドに軽量なチタンフレームを採用し感度と操作性を強化。一方で、その他のガイドはステンレスフレームを選定することで耐久性を確保。

使用時の軽やかなキャスト感と耐久性を同時に狙ったセッティングとなっている。

ベイトタイプ Kガイド (ステンレスフレーム,SiC-S)

スピニングタイプ Kガイド (ステンレスフレーム,SiC-S)

バランス

そしてバランス。

ロックフィッシュでは、竿を立て気味にして構えることも少なくない。もちろん一方でスイミングなど寝かせながら釣りをすることもある。特に縦捌きでロッドを操作した際、「ん?なんか重い」と感じることがないよう、ロッド自重のみならず実際に構えた際のフィーリングとしての軽さを、さまざまな角度から検証しグリップ長などを決めていったという。

ベイトタイプ PTSシート

スピニングタイプ VSSシート

全7機種の精鋭

7フィート前半の近距離モデルから、最長で9’11”というロングレングスの超遠投モデルまで、ベイト・スピニングともにバランスよく配置されているロックアイ ヴォルテックス。 初夏、狙いのロックフィッシュに相棒としていかがですか?

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(lb)
ライン
(PE/号)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
NEW RV712B-HH B 2.16[7’1″] 2* F 183 MAX45 MAX30 MAX2.0 270 2.3 140 97/3 ¥37,000
NEW RV782B-H B 2.34[7’8″] 2 RF 121 MAX40 MAX25 MAX2.0 305 2.2 136 98/2 ¥38,000
NEW RV882B-HH B 2.64[8’8″] 2 F 136 MAX45 MAX30 MAX2.0 350 2.4 150 98/2 ¥39,000
NEW RV782S-M S 2.34[7’8″] 2 RF 121 MAX30 MAX16 MAX1.2 335 1.7 119 98/2 ¥39,000
NEW RV832S-M S 2.51[8’3″] 2 RF 130 MAX30 MAX16 MAX1.2 395 2.0 126 98/2 ¥40,000
NEW RV912S-MLM S 2.77[9’1″] 2 R 142 MAX30 MAX14 MAX1.0 395 1.8 134 98/2 ¥40,500
NEW RV9112S-X S 3.02[9’11”] 2 R 155 MAX50 MAX30 MAX2.5 395 2.0 159 98/2 ¥44,500

テンリュウ公式ロックアイ・ヴォルテックス詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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