こんにちは。ジャッカルフィールドスタッフの“馬場啓輔”です。
2023年末に登場した「ヒエイ123SF」から2年…ダウンサイズモデルとなる「ヒエイ93SF」通称“チビヒエイ”が登場します。コンセプトは“バチパターン完全対応”。
河川などで多く見られる、“川バチパターン”や、港湾エリアで多く見られる“クルクルバチパターン”の両方に特にマッチしています。

馬場 啓輔(Keisuke Baba) プロフィール
ヒエイ93SF/チビヒエイの特長
小粒軽量ながら、そのバランスとリアギリギリまで可動する重心移動システムの甲斐あり、93mm約5.5gながら、35m以上の飛距離を実現。横風や向かい風にも強く、空気を裂くようにして飛んでいきます。
フローティングのバチ抜けルアー中だと、最大級の飛距離を実現しています。
オリジナル「ヒエイ123SF」では、重心移動を戻さないことによる可変アクションが特長でしたが、“チビヒエイ”では、レスポンスの良い立ち上がりに拘りました。
移動重心システム搭載にも関わらず、着水の衝撃で簡単に前方のマグネットに移動重心が固定され、着水地点から安定したアクションを発揮します。これはバイトエリアが限られる港湾エリアで、着水地点から安定した動きを見せ、ターゲットにアピールすることに役立ちます。
ロッドポジションや巻き速度、流れの有無により多彩なアクションを実現しました。
例えば河川エリアなど…流れのある状況では、ゆらゆらと揺らぐアクションで流されるバチを演出し、一方で流れの少ないエリアでは、ロッドポジションや巻き速度によって、I字引き波アクションから不規則にバランスを崩しながらのスイムアクションなど、多彩なアクションを付けることが可能です。
川バチパターンでオススメの使い方
オリジナル「ヒエイ123SF」譲りの飛距離と、水面の引き波の立てやすさはモチロン、水面直下の引きやすさという特長も引き継いでおり、特に2-3月の雨風に悩まされる状況でも大活躍してくれます。
流れに対し、少し上流気味に投げ、流れに乗せながら、流れを少しずつ横切らせるイメージで引くのがオススメです。状況によっては、水面ではなく水面直下(引き波が出ないくらい)のレンジを引くのが効果的な時も多いので、ぜひリーリングスピードやロッドのポジションを調整して巻いてみてください。
川バチパターンでは、比較的サイズのあるバチが多いですが、一方でハイプレッシャーな状況などでは、小さめのルアーが劇的にハマることもシバシバあります。オリジナルと併せて使っていただきたいです。
港湾クルクルバチパターンでオススメの使い方
クルクルバチパターン時は、港湾部などの流れが強くないエリアでの釣りとなることが多いです。また、バチの動きが比較的速く、ルアーを引くスピード感が重要に。
“チビヒエイ”はオリジナルに比べてシルエットが小さくレスポンスも良いため、ロッドを立てて引いてくることでI字+揺らぎ+引き波のアクションを、ロッドを下げて引いてくることで水面直下を揺らぎながらアピールさせることが可能です。
ぜひその日の状況を探りながら“チビヒエイ”の多彩なアクションでその日のパターンを見つけ出してみてください。
バチパターン以外にも効果的!
「ヒエイ93SF」はオリジナル「ヒエイ123SF」に比べて、レスポンス良くアクションしてくれるため、バチ抜けのみならずベイトフィッシュ、特に小型・細身のベイトを捕食している時にも効果を発揮します。
稚鮎やハク、エビなど、表層をユックリ漂わせて誘いたい時には、特に効果的! ぜひお試しください。
発売目標は2024年12月!
「ヒエイ93SF」は現在最終調整の真っ最中! 開発開始から足掛け3年が経過している“チビヒエイ”ですが、現在開発が最終段階に進んでいます。
その精度は、なんとコンマ数mm、コンマ数g単位! その僅かな差で、ルアーのアクションが大きく変わってくるところが難しいトコロ。微調整とフィールドワークを繰り返しながら、最後の答えを魚に教えてもらえるまで続きます。
発売目標は2024年12月! ぜひ楽しみにお待ちください。
WEB連載「ジャッカルソルト」!
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