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平本直仁さんの「関東における欠かせないfenwick」

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fenwick(フェンウィック)のラインナップ豊富なバスロッドの中から、名手たちにとって欠かせない機種は!? ということでご紹介して頂いているこの企画。

今回は、ティムコプロスタッフ・平本直仁さんに関東でオススメするフェンウィックを紹介頂いた。以下、平本さんの言葉だ。


皆さんこんにちは。今回は関東のメジャーフィールドにおけるオススメのフェンウィックをご紹介します。

フェンウィック ACES68CMHJ

△1/2ozフリーリグ

まず1本目はフェンウィック「ACES 68CMHJ」。今さら説明不要の超ベーシックナンバー。個人的に霞ケ浦はベイトロッド主体のレイク。そしてここ数年通っている津久井湖はロクマルの可能性も大いにあり、バスのコンディションが素晴らしいフィールド。

全長 パワー 標準自重 ルアーウェイト ライン アクション 継数
6’8″(203cm) ミディアムヘビー 99g 7-21g 10-20lb MF 1PC

サイズ狙いでフィールドに向き合っていることもあり、リザーバーだけど個人的にベイトタックルがメインになりつつある。

マッディーシャローレイクでも、対局に位置するクリアリザーバーにおいてもタックル選択から外れることなく必ずボートに積んでいるのが、ACES68CMHJ。

癖のないレギュラーテーパー、クリップエンド気持ち短めで有効レングス長めの6ft8inはバスボートでもレンタルボートでも使い勝手ヨシがその理由です。シンプルに葦・ブッシュ撃ちに、ボトムを切った中層トスト系、ボトムコンタクトが重要なフットボールやフリーリグ、カバーに向けた高比重ノーシンカーバックスライド等幅広く対応。

今、話題沸騰中「ハリネズミ」のテキサス/フットボールヘッドにもドストレートなナンバーです。

■ラインセレクト
TORAY エクスレッド 14~16lb

フェンウィック ACES-SF60SULJ “Ultra Finesse Special”

続いてはACES初のソリッドティップ搭載モデル「ACES-SF60SULJ “Ultra Finesse Special”」。

それまでのタックルではストレスを感じていた現時点で最もフィネスな領域攻略にフォーカスしたナンバー。

全長 パワー 標準自重 ルアーウェイト ライン アクション 継数
6’0″(185cm) ウルトラライト 82g 0.3-2.7g 1-5lb F 1PC

主流になりつつあるPEライン。実はフロロラインの感覚でPEを操作すると水中のルアーが想像を超えて強く動き過ぎてしまって釣れなくなる。それを補ってくれるのがPE操作を念頭に置いて開発されたオリジナルソリッドテイップ。

これにより極細PEが劇的に扱いやすくなり、恐れることなく超攻撃的ウルトラフィネスが可能に。そしてとにかく贅肉をそぎ落としロッド自体が羽のように軽量・軽快!だから超軽量ルアーの操作感も申し分なし!

△クリーピーミノー ショットリグ

だからといって非力ではありません!バスを掛けてからは無駄のないベンドカーブでビッグバスの突っ込みにもロッド全体で追随しつつ強めのバットが受け止めてくれる。

これからのアフター攻略において捕食対象のベイトが小さいこの時期、マッチ・ザ・ベイトには欠かせないナンバー。フッキングはロッドでアワせに行くのではなく、絶対に巻きアワセ!併せてドラグ調整もお忘れなく!!

■ラインセレクト
・TORAY ソルトライン スーパーライトPE0.2~0.3号
・TORAY ルアーリーダー 3~4lb

フェンウィックACES-CS66CMLJ “Crank Shaft” 70th Anniversary

最後はフェンウィック ACES-CS66CMLJ “Crank Shaft”PURE GLASS FIBER DESIGN70周年記念モデル。

ACESでは先行してグラスコンポジットでファーストムービング(FM)専用機がM/ML/L の3本リリースされています。すべてレングスは6ft8in。

もちろんそれぞれのナンバーが得意とするルアージャンルはある中で、個人的に一番出番が多いのが中型ミドルダイビングクランクベイトを得意とするML。特に好きなのが早春のコールドウォータークランキング。いわゆるウィグルワート系。

△コールドウォータークランキングにもってこいな1本

今までコールドウォータークランキングには、ACES-FM68CMLJ一択でした。ただショートレンジピンポイントキャストにおいては少し長いなぁ~、もう少しソフトベリーがいいなぁ~なんて感じていたところ、Fenwick70周年記念モデルとして登場したのがACES-CS66CMLJ。まさにそんな個人的欲求を満たしてくれたナンバーでした。

外観はショートレングスの超ハイテーパー。そして何よりも特筆すべきはグラスファイバーのみで作られているという事。素材×絶妙なハイテーパーにより、テイクバックでルアー重量を感じやすく、ティップからバットまでしなやかに曲がり込み、リリースポイントがわかりやすい上にブレることなくルアーを送り出してくれるので〝キャストがうまくなったんじゃね?俺!!〟と思わせてくれるくらい「ココ!!」というスポットにルアーを送り込む事ができる。

△クランキーダーターにて! これからの時期はクランキーダーター専用機といえるほどにマッチするナンバー

当然グラス素材ならではの追随性でもう一歩口の奥にルアーを送り込めショートバイト対策にもなり、バラシの心配も軽減。背負えるウエイト幅が広いのもグラス素材の利点。これからの時期はクランキーダーター専用機として活躍です!ワンポイントアドバイスとしては、ルアーの垂らしは短めに!

■ラインセレクト
霞ケ浦/津久井湖等: TORAY エクスレッド type NS 13~14lb
檜原湖 : TORAY エクスレッド 8~10lb

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