fenwick(フェンウィック)のラインナップ豊富なバスロッドの中から、名手たちにとって欠かせない機種は!? ということでご紹介して頂いているこの企画。
今回は、ティムコプロスタッフ・中田敬太郎さんの推しをご紹介頂いた。以下、中田さんの言葉だ。
河口湖、西湖でのおすすめACES 3選
皆さんこんにちは。今回はホームフィールドの中から、「河口湖・西湖でのおすすめACES 3選」というかたちで選んでみました。
まず、中田のおすすめ3選を挙げます。
・ACES610SULP+J
・ACES64SULJ
・ACES68CMJ
こちらの3モデル。それでは各機種、ちょっとしたご紹介を…。
ワカサギ表層パターンで欠かせない!「ACES610SULP+J ”Driftin’ Special”」
富士五湖のパターンの代名詞となるのが春の表層パターンです。個人的には河口湖、西湖のワカサギ表層パターンは、一年で最も熱いパターンだと感じています。
自身が監修させていただいたロッドで、ワカサギ表層パターンで必要とされる要素をふんだんに盛り込んだのが、ACES610SULP+Jです。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’10″(208cm) | ウルトラライト | 97g | 0.9-5g | 2-6lb | MF | 1PC |
610と長いレングスで表層の軽いルアーを遠くに飛ばして、ファイト時にはしっかり曲がるバレにくいロッドに仕上げました。
アクションもかけやすいULパワーとなっており、瀕死のワカサギの細かなアクションも再現できるティップアクションとなっています。
遠くの表層バイトもしっかり乗せるバットパワーも兼ね備えており、ドラグも最低限の放出で竿が仕事をするので、あとは魚が浮くのをロッドを曲げて待つのみ!
バットパワーがあるだけでなく、よく曲がってバレない竿が、このACES610SULP+Jとなってます。ということで、特に春におすすめの1本です。
中層ミドストで繊細&疲れ知らず!「ACES64SULJ “Mid Strolling Special”」
河口湖、西湖の春から秋に幅広く使えるのがこの1本、ミドストの定番となっているACES64SULJです。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’4″(193cm) | ウルトラライト | 91g | 1.8-5g | 2.5-6lb | MS | 1PC |
どのシーズンもビックバスは中層に浮いているため、中層のミドストは効果的です。ACES64SULJはグリマー6、グリマー7のミドストプラグから、0.9g〜2.7gジグヘッドと幅広いウエイトにマッチしてくれて、ルアーを選ばないパワーバランスが汎用性の高いロッドとなっています。
河口湖、西湖はワカサギ食いのバスが大半を占めています。
中層に浮いたワカサギを捕食する魚が多いため、ルアーを中層で長時間しっかり泳がせることができるロッドワークが必要不可欠です。
私がミドストロッドに求めるのは、長時間操作していても疲れないロッド。ロッド反発で力を入れずに1日操作できるのがACES64SULJです。
例えはジグヘッドもヘッドが上下してしまうような激しいアクションでは見切られてしまうことが多く、ヘッドを動かさないで、フワフワとロールアクションができないと、バイトまで至らないことがほとんどです。
ラインスラックだけを上下にフワフワとアクションさせるロッドワークを1日続けられるのが、ACES64SULJです。
またファイト中も柔軟に曲がるテーパーがバラシを軽減させるため、キャッチ率は格段に高いおすすめの1本です。
ウィードが生え始める頃から活躍するオールマイティーなベイト「ACES68CMJ」
河口湖・西湖のおすすめロッド最後の1本はベイトタックルの68M、「ACES68CMJ」。ボート、オカッパリで大活躍の1本をご紹介します。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’8″(203cm) | ミディアム | 97g | 3.5-18g | 8-20lb | MS | 1PC |
河口湖のベイトタックルの出番はウィードの生え始める5月ごろから。それくらいの季節から使用し始める方が多く、1/4oz〜1ozの幅広いウエイトを使い、多種多様なリグを使う事が多くなります。つまり、オールマイティな1本が必要不可欠に。
そんな全てのリグに柔軟に対応するのがACES68CMJとなります。
また、ハードプラグ全般にも対応してくれるため、オカッパリでも1本あれば重宝する1本となります。
私は3/8ozのキャリラバにワイルドダディのフットボールジグやバズベイト、スピナーベイトなど幅広い層をこの1本で賄っています。
ACES68CMJは程よい反発力があり、ボトムマテリアルを感じたり、外したり…といった細かな操作ができるのはもちろん、ムービングルアーでもルアーの動きを感じながら、ウィードトップに掛けるor外すといった操作もでき、フックアップ時には柔軟に曲がり、魚の動きにしっかり追従するようなテーパーとなっているため、バラシも少なくおすすめの1本となっています。
またロッドパワーもあり強引なやり取りも可能なので、オカッパリでもおすすめの1本となっております。ぜひお試しください。