fenwick(フェンウィック)のラインナップ豊富なバスロッドの中から、名手たちにとって欠かせない機種は!? ということでご紹介して頂いているこの企画。
今回は、ティムコプロスタッフ・藤原啓司さんのお話。数あるモデルから選んだのは…!?
以下、藤原さんの言葉だ。
藤原啓司のフェンウィックACESオススメ3選
皆様こんにちは。ティムコプロスタッフの藤原啓司です。
今回は、私が選ぶフェンウィックACESオススメの3機種を紹介したいと思います。
ベイト1機種、スピニング2機種の内訳になりますが、私自身が津風呂湖や青野ダムといったダム湖をメインに活動しているので、特に同じようなフィールドで釣りを楽しまれている方にも参考になればと思います。
軽中量級ルアー全般お任せ!ACES66CMLP+J
まずは、1本目!
ベイトキャスティングよりACES66CMLP+J。P+ナンバーという事で、ファーストテーパーのロッドになります。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’6″(198cm) | ミディアムライト | 90g | 3.5-14g | 6-16lb | F | 1PC |
まず、このロッドの用途としてはヘビダンやライトテキサス、フリーリグといった、どちらかといえばワーミングロッドに分類される機種になりますが、キャストのしやすさや取り回しの良さから私は10gまでのチャターベイトやワイヤーベイト、ステルスペッパー110Sのような主にタダ巻きで使用するルアーにも多用します。軽めのブレードアラバマもこのロッドを使いますね。
津風呂湖はレンタルボート、青野ダムは12フィートパントボートとタックル搭載に制限があるようなフィールドでの釣行がほとんどなので、多くても積むロッド数は8本程です。
その中で、ACES66CMLP+Jは軽中量級ルアー全般を扱うロッドとして重宝しています。バスボートでも必ず積んでいる機種になりますね。
ライトリグにはACES62SULP+J
2本目はスピニングからACES62SULP+J。「ライトリグにはこのロッド!」と言えるほどなナンバー。
先ほども触れた通り、搭載数が限定されるような状況で「本当はミドストスペシャルのような専用機種を乗せたい…けれど搭載数を考えるともう少し幅広い対応力がほしい…」そんな状況にある時、ACES62SULP+Jは1本でライトリグ全般をこなします。
普段の釣行にもフロロ3lbか4lbのコンビで使用しますが、〝オカッパリにも持っていけるよね〟と思わせてくれるような超ベーシックなライトリグロッドになっています。
7フィートのロングレングスで実は幅広いACES70SLP+J
最後、3本目もスピニングよりACES70SLP+J。
PEラインを用いたi字系などに特化した7フィートのロングレングスロッドですが、ロングレングスが故に意外にも3.5g〜5g程までのキャロやシャッドプラグにも使えるロッドです。
前述の2本にはフロロを巻いて使用しますが、こちらのロッドには先程も書いた通りレングスを活かし遠投をすることも視野に入れ、オードラゴンX8のようなやや比重がナイロンラインに近いシンキングPEの0.6号にリーダーはフロロ6lb〜8lbを組んで使います。
以上が私がオススメするフェンウィックACESシリーズの3機種になります。
「P+」ナンバー、意外と幅広いんですよ!
書いてから気づきましたが、3機種ともP+ナンバーですね。使ってみると分かる、意外と色んな釣りに使えるP+ナンバーのロッドなので、参考にしてくださると幸いです。