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【琵琶湖トップシーズン開幕】狙いどころや今釣れているエリア、ルアーなどを永野総一朗が徹底解説!

連載:永野総一朗「たまらんばいスポット大捜査」
寄稿:永野総一朗
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いよいよ初夏目前。表層系のご準備を。

季節は6月初旬。半袖で行ける日も増えてきました。琵琶湖のスポーニング状況は、南湖は一段落。北湖のスポーニングも後半に差し掛かり、深い場所でダラダラと続いているような状況です。

同時に、エビモの新芽が各所で伸び始めており、まだ目視できるほどではないものの、エビモ含め、縦ストラクチャーで表層の釣りに反応が出だしています。

永野総一朗 Nagano Soichiro プロフィール

思い出に残る楽しいガイドサービスをモットーに連日出撃中の人気プロガイド「たまらんばい永野」とは彼のこと!! 巻きから繊細な食わせまで幅広く柔軟にこなす人物で、ご存知「高菜漬け」も好評発売中!!  1988年2月生まれ、滋賀で頑張る福岡県人!

初夏のトップパターンをおさらい

僕の今年初トップは、取水塔でのBTベイト。

フライが多く見える取水塔の脇に、BTベイトをただ巻きで通すと、どばふ! 雨の日、ボトムに中々反応が無い中で水面を割ってくれました。

さて、初夏のトップと、秋のトップは似て非なるものだという話はここでもしたことがありますが、初夏のトップについておさらいです。

初夏トップの狙いはずばり、スポーニングエリアの水面。中でもスポーニングエリアにある縦ストラクチャーや、そこに生えたヒシモやエビモ等の縦ウィードが狙い目となります。

南湖ならネストがあったであろう各ワンドに生えたエビモ、ヒシモが狙いとなります。

自衛隊、KKR、ヤマハ、雄琴、山の下。もちろん、下物シャローのハンプに生えたウィードも〇。

北湖だとずばり取水塔や、大きな各ワンドです。

北湖はHUMINNOW111FSのどばふ!

あとは南と北でルアーの違いも感じていて、南湖だと、ポッパーやFミノーなどステイが効くもの。北湖はずばり、「HUMINNOW111FS」の どばふ一択です。

水面直下系のBTベイトも入りますが、一定速度のただ巻きで使うルアーが特に効果的です。

そして投げるシチュエーションですが、初夏トップは穏やかが〇。ちょっと風吹いてるくらいはOKですが荒れたりうねると×です。逆に秋トップは荒れててOK。

というわけで、これから準備していただく「HUMINNOW111FS」ですが、今年はハラグロシリーズの新色が3つ出ますので要チェックです!

使用しているロッドは、ハイドアップの「MACCA71M+」。リールは、カルカッタや、SLXなどノーマル、ローギヤのリールを使用しています。

ラインは、バリバスの「アブソルートAAA 14lb」。ナイロンもOKですがフロロの方が他ルアー使う時でも兼用できるという感じです…。

あとはただ巻き!キモはルアーのアイから30~50cmくらいが水に浸かっている状態をキープして巻き、ウネウネを止めない! です!

おそらく6月半ば〜7月が初夏どばふの旬!
ぜひ、楽しんでください!

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