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【大江五三のギャップ】攻略するためには欠かせない「吊るし」と「野良ネズミ」

寄稿:中鉢幸佑 ちゅ〜ばち流「大江五三のすゝめ」
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みなさんこんにちは!中鉢幸佑です!

何週かに渡って、僕の代名詞ルアー「野良ネズミ」について記載してきましたが、まだまだアフタースポーンの釣り方について紹介していきます!

中鉢 幸佑(Kousuke Chubachi) プロフィール

ティムコよりスポンサードを受け、大江五三を中心に活動している若手アングラー。ティムコの名作ルアー野良ネズミの使い手として「ネズミニキ」の愛称で親しまれている。大江水系のローカル大会「東海バスクラブ」で優勝・入賞経験多数。1999年7月30日生まれ。

動く“ちゅ~ばち”! ティムコ最新動画もチェック

ですがその前に!

TIEMCOの公式YouTubeチャンネルにて、ちゅ〜ばち流 木曽三川水系の攻略(春編)が公開されています!

出典:YouTube「Tiemco Bass Fishing JP / ティムコ バスフィッシング」

ちゅ〜ばち流がいよいよ動画で見ていただけます!

内容については、これまで記事で紹介してきた事を動画で確認いただけるようになってますので、よりイメージが湧きやすいかと!

特に力を入れて解説させてもらった、TIEMCOの新作ルアー「ハリネズミ」が遺憾無くポテンシャルを発揮しております。お時間ある際に、ぜひご覧ください。

ハリネズミ ECO

出典:ティムコ公式

Length Weight Type 入数 価格
88mm 12g Class Floating 2 ¥2,200(本体価格¥2,000)

ティムコ公式「ハリネズミECO」詳細ページはこちら

ちゅ~ばち流は春夏秋冬

また、ちゅ〜ばち流の動画は、今年1年間かけて「春夏秋冬」、各季節の攻略動画をUPする予定ですので、TIEMCOのYouTubeチャンネルを登録してお待ちください!

ティムコ公式YouTubeチャンネル→こちら

アフターには欠かせない「吊るし」

さてさて本題に戻りまして、アフタースポーンの釣り方紹介。まず絶対に外せないのが吊るしです。私の場合、春夏秋冬いついかなるタイミングでも外せない釣り方ではありますが(笑)。

冬の大江五三攻略でも紹介させていただきましたが、アフタースポーンでも絶対に外せません。

アフタースポーンの中でも、よりポストスポーンに近く、まだ回復に向けて動き出そうとしている段階は特に無双状態です。

冬編で紹介した時と全く同じ理由で、バスが“食べる体力が無い”、“動けない”という状態、すなわち厳しいタイミングにこそ有効なのが吊るしです。

ギャップがある時期だからこそ…

スポーニングが中盤から終盤に入ってくると、気温も暖かくなってきて、トップウォーターを投げたくなる雰囲気がフィールドに漂いませんか?

そして、いざ撃ってみてもなんの反応も無く、雰囲気詐欺で終わってしまったなんて経験はないでしょうか?

この時期は、フィールドの雰囲気とバスのテンションにギャップが生まれやすいのです。アングラー側は強気で攻めたものの、全く魚のテンションが追いついてない事がよくあります。

そんなギャップが生まれる時期に強くなってくるのが…

・ホバスト
・ダウンショット
・吊るし

といった、動きの遅い魚でも反応できるリグ。その中でも特に好んで使用するのが吊るしです。

なぜ吊るしなのか

では、上記例を挙げたリグの中でも、なぜ吊るしなのか?

これも冬と同じ理論です。

大江五三はカバーが少ない=カバーに高確率でバスが着く。少ないからこそ、カバーがあれば一級のポイント。だかこそ吊るしのようなテンポの遅い釣りでもやり切れます。

ギャップの二面性に備えた2タックル

ただし、先ほどからお伝えしている「ギャップ」には二面性があります。先に触れた「雰囲気詐欺」のようなギャップもあれば、逆に思った以上に魚がイケイケ状態だった…という良い方向のギャップもまたあるのです。

そういった場合は、吊るしのようなテンポの遅い釣りはなく、野良ネズミで展開するような速いテンポの釣りを選んであげた方が良いです。

そのため、この時期の朝イチは「吊るし」と「野良ネズミ」の2タックルを持ち歩いている事が非常に多くなります。

冬にも強くお伝えしましたが、吊るしは絶対に覚えてほしいテクニックです。

厳しい時こそ貴重な魚を取らせてくれます!

ただ、冬の吊るしと今時期の吊るし…。いくつか押さえるべきポイントが違ってきますので、次回記事で紹介したいと思います。

それではまた来週〜。

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