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音の有効性とは?東京湾初?1DAYトーナメントも開催。「コト玉」の可能性と東京湾での活動内容

寄稿:志田 英之
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タイラバ入門

Lure News Rをご覧の皆さんこんにちは。

O.S.Pソルト開発の“志田 英之”です。

2025年春も、東京湾はマダイの乗っ込みで各遊漁船大盛況。産卵を意識したマダイが浅場に入り、1年で最も大型の鯛が狙える季節。そのため、タイラバ好きがこぞって海へ繰り出す訳ですが…。「コト玉」が発売後初の乗っ込みシーズンを迎えたということで、どんな大型がキャッチされたのか我々も期待に胸を膨らませていました。

志田 英之(Hideyuki Shida) プロフィール

O.S.Pソルト開発スタッフを務め“シダックス”という愛称でも広く親しまれ、YouTubeチャンネル「O.S.P Saltwater」にも数多く出演するなど、SWルアーゲームの魅力を多くのユーザーへお届け中! シーバス、ロックフィッシュ、チヌ、エギング、タイラバ、フラットフィッシュなど...得意なジャンルも様々、数々の知識と経験、幅広い引き出しを武器に、日々製品開発へ没頭。今日も旬の魚種・情報を求めて釣り場へ。

コトコトとヘッドが音を出すタイラバ「コト玉」
春の乗っ込みシーズンにも効きマクり!

コト玉」の最大の特長は、その名の通り“コトコトとヘッドが音を出す”こと。

O.S.P公式「コト玉」詳細ページはこちら

ジョイント構造を採用することで、ヘッドの上下がぶつかり音を発生させます。ネクタイの波動の他に、音でもマダイにアピールし、引き寄せるというのが狙いです。モチロン春の乗っ込みの時期に開発テストも行っており、この“音”という要素が、乗っ込み期のマダイにも有効なのでは? と思うほどの釣果も出せております。

東京湾をはじめ、東北の宮城県でも乗っ込み期に実釣テストを行いました。

乗っ込み期の春といえば、比較的風が強く、特に海が荒れやすく水が濁りやすい傾向にあります。そんな状況も「音」という要素が有効な理由の一つだと考えています。「今日はチョット水が濁っているな」、「ネクタイだけではアピール不足かな?」と感じたらぜひ! 「コト玉」を使ってみていただければと思います。

東京湾では初?
1DAYトーナメント「東京湾タイラバ選手権2025」を開催

さて、ここまで「コト玉」の音の有効性についてお伝えしましたが、O.S.Pでは製品開発以外に、東京湾タイラバを盛り上げるための活動もしています。2025年4月30日には、恐らく東京湾初?の1DAYトーナメント「東京湾タイラバ選手権2025」を開催。

O.S.P公式「東京湾タイラバ選手権2025」詳細ページはこちら

マダイ2尾の合計長寸で順位を決める

ルールは簡単、マダイ2尾の合計長寸で順位を決定。

使用するヘッドは「コト玉」ですが、ネクタイ・針は他社製品の利用可。開会式・閉会式・成績発表・大抽選会は全てインスタLIVEで実施。選手の皆様は、普段通り船宿直行直帰で参加できるというものです。

提携船宿【O.S.P TEAM OCEAN】

提携船宿は“O.S.P TEAM OCEAN”でお馴染みの以下です。

アイランドクルーズFC横浜

なぶらフィッシング

林遊船

URBAN FISHING GUIDE SERVICE

から計7艇、総勢34名で争われました。

O.S.Pからも私 志田と同じく開発の麻生で参加してきました!

当日は産卵期特有の気難しいタイミングに当たってしまいましたが、アタリも少なく厳しい展開。そんな状況でもシッカリ2枚揃えた方が、2枚合計99cmで優勝! 他にも79cm、6kgオーバーの大鯛も飛び出すなど大盛り上がりでした。

参加者の皆様もトーナメント特有の緊張感を楽しめたようで、「楽しかった!また来年も!」という声もいただくことができました。今後も製品開発と並行してユーザーの方が楽しめる催しをドンドン増やしていければと思います。

今後もO.S.Pのタイラバにご注目ください!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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