
マサヤート(MASAYART)
「ベイトアジングの世界へようこそ!」
皆様、おはようございます・こんにちは・こんばんは。本日もお疲れ様です!
ピュアフィッシングプロチーム「ソルトベイトフィネス界の変態」マサヤートです。
現在、私はキャンピングカー仕様のバンに乗り、「旅して、釣りして、描いて」というデジタルノマドスタイルで日本2週目に突入中。釣りの方は「ベイトアジング」を偏愛! 自己満足でニヤニヤできる釣りを続けている稀代の変態です(笑)。
さて、今回の記事のテーマでは皆様からよく聞かれる話題です。
それは「ベイトアジングで、リールは何を使っているの?」という質問です。
「ベイトアジングで、リールは何を使っているの?」
先にお伝えしますが、どれだけ良い(高価な)リールを使っても、大切なのはタックルのバランスです。高価なものが必ずしも良いというわけではなく、使用者の腕力やキャストの癖などによって合うタックルは異なります。ハイエンドがすべてではありませんので、悪しからずご了承ください。
さて、本題に戻りますが、そもそもベイトアジングに専用リールなんて存在しません。
そのため、私の相棒のリールが発売される前は「スプール交換」や「ベアリング交換」、「ラインの号数・巻き量」など、あらゆるカスタムに思考を巡らせておりました。
扱うルアーが0.8g〜3g程度なので、既存のリールでは理想のカスタムが難しく、楽しみながらも悶々とした日々を送っていました。
私の理想とするベイトアジングリール!
その名は「ZENON LTX-L」
しかし、ついに私の理想とするリールが登場したのです! その名は「ZENON LTX-L」。
私は筋金入りのアブガルシアファンですので、もちろん使うリールはアブ一択。
箱から出して、「見せてもらおうか、アブガルシアのZENONの性能とやらを」とニヤニヤしながら触り、糸を巻いて実釣!
「これ、箱出しで使えるじゃん!」となったわけです。
とはいえ、そこは変態ですから、やっぱりちょっと触ってみたくなったんです。
まず、現在愛用しているリールの本体は前述した通り「ZENON LTX-L」。
このリールは軽量150gのベイトフィネスモデルで、FW/SW両対応の両刀使い。
超々ジュラルミン製・超軽量φ30mmベイトフィネススプールとMAGTRAX IIIブレーキの組み合わせにより、軽量リグも楽々キャスト可能! ベイトアジングの世界へようこそ、な仕様です。
ソルトでの使用にはメンテナンスが大事ですが、アブガルシアのSalt Shieldボールベアリングで保護され、内部構造もシンプルなため、使用後のメンテナンスも容易です。
このリールが登場した時は、まさにベイトアジングの革命だと思いました。
触った瞬間に「フフフ、アブがあたしの心を触った感じなんです」と言いたくなる素敵なリール。箱出しのままで、マグネットの変更すら不要で即使用できた素晴らしい一品です。
「スプールカスタムの恩恵」
劇的な進化を体感しました!
実は昨年までは、箱出しのままで何もカスタムせず使っていました。
正直、何の不満もなかったのです…まさに至高の領域。
しかし、「Abu works ZENON Mg BF Spool」が発売されるや否や、酔った勢いで購入し、ZENONに装着。
「見せてもらおうか、Mg BF Spoolの性能とやらを」と息巻いた結果、劇的な進化を体感しました。
「貴様、ニュータイプか!?」と思えるほどの違い。
このスプールは、ブレーキ側にカム式可動板を搭載。スプールの回転数が上がると可動板が飛び出し、磁束線が増えて強いブレーキがかかります。回転数が下がると可動板は元の位置に戻り、ブレーキが弱まり、後半の伸びを実現。
アブガルシア公式「Abu works ZENON Mg BF Spool」詳細ページはこちら
さらに、マグネシウム素材の採用により約8.8gという超軽量化を実現。
圧倒的な強度と耐腐食性で、ソルトウォーターでも安心なスプールです。
Mg BF Spoolに変えてからは1g程度のリグが3g程度のリグのような快適なフィーリングに変貌
これまでキャスト後半に急失速する場面もありましたが、Mg BF Spoolに変えてからはスルスル〜っとヌルヌル〜っと伸びていく!
1g程度のリグが3g程度のリグのような快適なフィーリングに変貌。
さらに、カム式可動板のおかげで向かい風時のバックラッシュも起こりにくくなりました。シンプルな構造ながら、快適性は段違いです。
アブガルシア純正のカスタムパーツの底力をまざまざと見せつけられた、ニヤニヤが止まらないカスタムです。
ZENONユーザーで軽量リグを使う方には、ぜひおすすめしたい至極の一品です。
「ハンドルまで変えてしまった」
さらに…ドレスアップのつもりで装着した「Abu works DFL Knob」。
元々はパワーファイト用のハンドルでしたが、使ってみるとノブが長く細いため、繊細な操作も可能。加えて、コルク素材のハンドルがとてもカッコいい!
もちろん、尺アジとのラフファイトでもしっかり握れるので、繊細さとパワーを兼ね備えたハンドルだと思います。
※注意点として、DFL KnobのカスタムはLTXの純正ハンドルには直接装着できないため、ハンドルごとの交換が必要です。私は、LTXが登場するまで一軍だったRevo ALC-BF7のハンドルを移植しています。
そんなわけで、マサヤートさんの長年にわたるベイトアジングリールの集大成がここに極まる!的なカスタムのご紹介でした。
あくまでも私の使い勝手としては現時点での最適解ですが、皆さんもお気に入りのリールで、楽しいベイトアジングの世界を満喫していただければと思います。
では皆様、ハッピーなベイトアジングを楽しんでいきましょう!