【従来の当たり前は通用しない？】反応を示す波動が変わりつつある“東京湾タイラバ事情”。今釣れるタイラバとその魅力/横山空知
こんにちは！ O.S.Pフィールドスタッフの“横山空知”です！
今回はタイラバに関するお話を。春から初夏にかけてのマダイの動きと、昨今の東京湾事情、それから今釣れているタイラバやネクタイ紹介などを、お話しします！
参考にしていただけますと幸いです。
横山 空知（Sorachi Yokoyama） プロフィール
乗っ込み～初夏にかけてマダイはどう動く？
タイラバのハイシーズン開幕の合図“乗っ込み”。
産卵期が絡み、産卵に備えてエサを沢山食べるタイミングが“乗っ込み”です。産卵期で食欲旺盛になり、食べる量が増えることで、タイラバに果敢にアタックしてくるようになるため、普段は反応しにくい魚でも沢山釣れるという理由で、ハイシーズンと呼ばれています。この話はマダイに限らず、シーバスやマゴチなども同様です。
ただ、“乗っ込み”シーズンが全て、お伝えした高活性で積極的にルアーへアタックしてくるかというとそうでもなく、意外とシビアな場面も存在します。
特に“乗っ込み”がひと段落し、“アフター”と呼ばれる今の季節は、なおさらネクタイ選びもシビアな場面が多くなっていきます。
東京湾タイラバ事情
さて、本題は最新のタイラバ事情！
東京湾でもネクタイ選びで、釣果が大きく左右されることは良くある話ですが、近年状況が変わりつつあります。以前までは、1年を通して細いラバー“フィネスカーリー系”が主流でしたが、近年は強波動と言われる、アクションが強めのブリブリ系ラバーが主流になっています。個人的に感じるのは、東京湾タイラバは、年々遊漁船やプレジャーボートなど、船が多くなってきている状況で、明らかにスレてきています。
多くのタイラバを見てきたマダイは、波動の弱い食わせ特化のようなラバーを見飽きているのではないかと考えられます。ブラックバスやシーバスなどをやられている方は、何となく分かると思いますが、ノーシンカーリグやジグヘッドリグ、ダウンショットリグなど、食わせ特化系のワームをいくら投げても口を使ってくれないのに、ビッグベイトやジャカジャカ動きの大きいプラグなどを投げると、釣れなかった魚がイキナリ食ってきた！ みたいな経験をした方も多いのではないでしょうか？ 要は“リアクション”や“存在感”などで魚を騙して、食性ではない方向からアプローチをすると、イイ結果を出せると言うことです。それがタイラバだと強波動になると考えています！
昨今のマダイから好反応を得られるタイラバ
ここでオススメしたいのが、“O.S.P”のタイラバ「コト玉」です！
こちらは、東京湾遊漁船「なぶらフィッシング」さんが監修したタイラバです。
O.S.P公式「コト玉」詳細ページはこちら
巻くだけでコトコトと音が出る珍しい特長を秘めるタイラバヘッド。
コレにはすごい機能が秘められていて、何とヘッドが割れていて、ジョイントになっているんです！ コレは中々思いつかないですが、“O.S.P”のバスルアー開発技術・知識で培ってきたことが沢山詰まっているのが分かりますよね。では、“コトコトと音を鳴らして動くメリットとは何か？”…通常のヘッドは素直に落ちて素直に上がってくるのが多い中、近年のスレている魚には見切られやすくなります。
「コト玉」はフォールする時も、若干コトコトとジョイント部が音を発生させてアピールし、他にはないアピールを生み出せるのが一番の特長かと思います！ さらに魚がバイトした時に、ヘッドからコトコト音と、ジョイントが動くことで、魚が食べてくれてシッカリとした針掛かりをします。この様な使い方ができるのが「コト玉」の最大の魅力ですが、実はもう1つ拘りがあります！
ワンタッチで交換可能な「O.S.Pマルチユニット」
それは…“O.S.Pマルチユニット”です！
“O.S.Pマルチユニット”の凄いトコロは、ラバー交換やボリューム感をワンタッチで変更できるトコロ。特殊な形状のパーツを動かすことで、フレア感やフックと同調しやすい様に即時に変更できるんです！ これは本当に便利！ 同じラバーで、もう少しシルエットを上げたい時は、フレアモードに変更するだけでそれが可能です。
幅広い状況に対応できる「3種類のネクタイ」
O.S.P”から発売されているネクタイは大きく3種類！
今現在、販売されているラバーは以下の通りです。
O.S.P公式「ネクタイ アシンメトリーカーリー 」詳細ページはこちら
O.S.P公式「ネクタイ フィネスWカーリー」詳細ページはこちら
O.S.P公式「ネクタイ フィネスストレートカーリー」詳細ページはこちら
以上の3種類が発売されています！
その中でも、特に今時期オススメしたいのが「ネクタイ アシンメトリーカーリー」です。このラバーの特長は、左右非対称のカーリー形状になっていて、特殊なタイミング以外は魚を連れて来てくれる、最も信用しているラバーになります！ カラーも定番カラー含む8色展開で、とりあえずオレンジ系の物を使ってもらえればと思います！
最後に…
これからの時期は、潮次第で10〜20mラインを攻めることも多々あるので、45g〜100g辺りの幅広いウエイトを持っていくことをオススメします！ 浅場では圧倒的にスピニングタックルでキャストをして広く探る、キャスラバタックルが必要になるので、持っている方は忘れずに！ もしお持ちでない方は、SLJロッドや、短めの一つテンヤ竿なども使えるので、持っていくだけ持っていく事をオススメ致します！
まだまだ、細かい事は沢山あるのですが、それは次回以降でまたお伝えできたらと思います！
