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支持され続けてきたTENRYUのオフショアキャスティングロッド「Spike(スパイク)」2つのNEWモデル

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TENRYU Spikeに2つのNEWモデル

テンリュウの人気オフショアキャスティングロッドシリーズ「Spike(スパイク)」に加わった、待望の新機種2モデル。ひとつは近海オールラウンド・ストロングモデル「SK822S-X」、もうひとつが近海ライト・遠投モデル「SK842S-MLM」。それぞれが異なるコンセプトと性能を持ち、スパイクシリーズ全体としてもアングラーの多様なニーズに応えるさらなる充実のラインナップとなった。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

「スパイク」はシリーズのど真ん中。テンリュウのロッドには、ガチ仕様のマルチピースである「スパイクトラベル」や、ビッグフィッシュに照準を合わせた「スパイクXPG」とあるが、いずれもベースとなるスパイクがあったからこその派生。スパイクは、誰もが投げやすく操作しやすく、なおかつテンリュウらしい粘り強さを持つロッドとして支持され続けてきた。

既存機種8機種に加え、この新たな2機種が加わり全10機種となり、ますます隙のない陣容に。

そんなスパイクの新たな2モデルをご紹介!

スパイク SK822S-X:近海オールラウンド・ストロングモデル

まずは「SK822S-X」。ずばり、シリーズ最強のパワーを誇るストロングモデル。

 

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既存の番手にはなかったPE10号対応モデル。例えばシャロー帯で超トルクフルな走りを見せる大型ヒラマサを狙ったキャスティングでも、安心して臨めるスペックだ。なおかつルアーウエイト対応もMAX200g。快適な範囲でいえば70、80gといったところから180g前後が気持ちよいという。

また竿を立ててのファイトでもキッチリと対峙できるよう設計。スペック表の最大ドラグ16kg(60°)というのは60°に竿を立てた際の最大ドラグ力16kgを表しており、50kgクラスのマグロ類やGTなども守備範囲!

先にも触れたスパイクXPGには近しいパワーを持つモデルがあるが、「SK822S-X」はあくまでスパイクであり、ルアーの操作感も重視しているのが特徴。レギュラーファーストに設定した調子と相まって、ストロングモデルではあるが、XPGと比較すれば細かな操作性を重視したモデルとなっている。

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
SK822S-X S 2.49[8’2″] 2* RF 178 MAX200 MAX10 16/60° 495 2.9 389 92/8 ¥61,000

スパイク SK842S-MLM:近海ライト・遠投モデル

もうひとつの新機種が近海ライト・遠投モデル「SK842S-MLM」。打って変わって、ロングキャストを得意とし、その投げた先でテクニカルに誘いを掛けて食わせていくモデルといえる。

 

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シリーズ最長の8.4フィート(2.54m)を誇り、軽めのルアーによるロングディスタンス攻略ができるのが特徴。

30~60gのジグやプラグ類が最も扱いやすく、最大80gまでに対応。小型ベイトを偏食するターゲットやタフなコンディションでの活躍が期待できる。

特に意識したのはカツオキャスティングだったという。船上からあと一歩が欲しいシーンを経験したことのある方は多いと思うが、そのニーズに応える1本。

とはいえシリーズに共通するC・N・T素材のバット部へのコンポジットなど、シャープな見た目からは想像できないほどの粘り強さを兼ね備える。

ブリなどの青物やシイラにももちろん、ある程度のビンナガまでも射程圏で、それらをテクニカルに食わせる性能と掛けた後の安心感があるモデルとなっている。

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
SK842S-MLM S 2.54[8’4″] 2* RF 188 MAX80 MAX4 7/45° 495 2.3 302 93/7 ¥51,500

2025年に追加された「SK822S-X」と「SK842S-MLM」は、それぞれが異なるコンセプトと性能を持つ。シリーズを通して近海のオフショアキャスティングゲームにおいて、ますますアングラーの多様なニーズに応えるラインナップとなったスパイクにご注目を!

テンリュウ公式「スパイク」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。

 

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