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【アフター時期にオススメのfenwickロッド】操作して水面でorスローにフォール…有効な2機種をご紹介

寄稿:千田隆喜「fenwick Rod Story」
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バスのコンディションにバラつきがあるアフターに必要なロッド

皆様こんにちは!千田隆喜(せんだ たかき)です!

この記事が公開されている5月中・下旬から6月下旬頃までは、スポーニング(産卵行動)を終えたバスが少しずつ動き始めるタイミングです。

ただ、アフター(産卵後)のタイミングはフィールドや個体によって差が大きく、活発にベイト(餌)を捕食するバスもいれば、まだ体力が戻っていない個体も混在しています。

少し体力が戻ったバスに有効なのが、『操作して水面で喰わせる釣り』。一方、まだ体力が回復していないバスに有効なのが、『スローにフォール(落とす)釣り』です。

今回は、そんなアフター時期のバス釣りに有効なfenwickロッドを2機種ご紹介します。

千田 隆喜(Takaki Senda) プロフィール

1994年7月6日。兵庫県出身・関東在住。亀山ダムレコードホルダー(2024年4月18日67.5cm5470g)。U-30ドリームトーナメント&over31リアルトーナメント主催者。車中生活1500日突破中。バスフィッシングを中心に全ての釣りを楽しむマルチアングラー。
 LINKS 64CMLJ

まずはフェンウィック LINKS 64CMLJ

ポッパー(ラウダー60やトネスプラッシュシャディ)、ペンシルベイト(レッドペッパー)、ミノー(エリー95SDや阿修羅など)といった、操作を入れつつポーズ(止め)もできるルアーは、完全回復していないけれど餌を追い始めたバスに有効な釣り方です。こうした釣りをやりやすいのが「LINKS 64CMLJ」なのです。

全長 パワー 標準自重 ルアーウェイト ライン アクション 継数
6’4″(193cm) ミディアムライト 103g 3.5-14g 6-16lb MF 1PC

このロッドの魅力は、6.4ftという絶妙なレングスにあります。ロッドが長すぎると操作しにくく、狙ったアクションが出せずバイトに持ち込めないことも。でも、このレングスなら問題なく操作できます。

ただし、水面〜水面下を狙う釣りではある程度の飛距離も必要。その点でも6.4ftクラスのLINKS 64CMLJがベストバランスとなっています!

また、ノーシンカー(カバースキャット2.5やヤマセンコー4インチなど)のようにフォール速度がゆっくりな釣りにも対応できるので、回復しきっていないバス狙いにも◎。

LINKS 63SLJ

続いて、スピニングでこの時期にオススメなのがフェンウィックLINKS 63SLJです。

 

全長 パワー 標準自重 ルアーウェイト ライン アクション 継数
6’3″(191cm) ライト 98g 1.8-5g 3-6lb MF 1PC

基本的には、LINKS 64CMLJで紹介したルアーのサイズダウン版を扱うイメージでOK(ラウダー50やドゥルガ73、ヤマセンコー3インチなど)。

例えば、アベレージサイズが小さいフィールドや、バックラッシュを抑えたい・飛距離を出したい場面では、スピニングにPEラインの組み合わせがオススメです。

完全回復前のバスに対しては、「操作の中に混ぜるポーズ」が非常に重要。そのため、「意のままにルアーを操れるロッド」はかなりの武器になります。僕は釣りにおいて「どれだけルアーを黙らせられるか」が大事だと思っています。

LINKS 64CMLJとLINKS 63SLJは、その高い操作性を持つ2本ですので、ぜひ一度、手に取って試してみてください!

それでは、また次回お会いしましょう!

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