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【大江・五三川のスポ―ニング事情】まずは「ベイト」を知ることが釣果への道標

寄稿:中鉢幸佑 ちゅ〜ばち流「大江五三のすゝめ」
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TBC 東海バスクラブにて5位滑り込み

みなさんこんにちは!中鉢幸佑です!

先日は久しぶりに大江ローカルトーナメントの「TBC 東海バスクラブ」に参加してきました!

当日は爆風大雨とバッドコンディションでしたが、前回記事で紹介したハリネズミに助けられて、何とか5位滑り込み!

ハリネズミフィッシュで5位滑り込み!

忖度抜きで試してほしい「ハリネズミ」! 大江・五三を攻め切るために

東海バスクラブは4〜11月まで毎月開催で、唯一大江川で年間を競える大会になっています。歴史もあり、大江の猛者が出場しています。気になる方はぜひ参加してみてください!必ずスキルアップに繋がると思います!

ちなみに、参加の仕方がわからない方は、私のSNSにDMを送ってくださいね!

様々な状況が混在するスポ―ニング

記事を書いている現在は、スポーニング真っ盛りの魚が圧倒的に多い状況にあります。今年は4月9日、10日あたりに大多数の魚が一気にスポーニングモードに入りました。毎年このタイミングを境に、楽しい楽しいプリスポーンの時期が終わっていきます。

ここからは、ポストスポーン、アフタースポーンと状況が進んでいきます。記事がアップされる頃は、様々な状態のバスが混在している状況かと思います。今回から何週かにわたって、ポストスポーン、アフタースポーンについて記載していこうと思います。

ポストスポーンからアフタースポーンを釣っていく上で、考え方として絶対に外せない要素のひとつがベイトの存在。基本的に私の釣りはベイトにかなり重きを置いて釣りを構築していきます。

エサを食べたいバスに対して、そのエサに近づけてやる…。これが最も簡単にバスのバイトを引き出せると思っているからです。

しかしながら春は、「餌を食べる<スポーニング」という状況であるため、ベイトに合わせた釣り方がハマりづらかったりもします。とはいえ、ポストスポーンからは回復に向けてご飯を食べたいモードに入っていくはずです。

大江・五三のメインベイトは…

さて、ここでみなさんに質問!

大江五三のメインベイトは一体何でしょうか?

・甲殻類(ザリガニ、テナガエビ、ヌマエビ)
・イナッコ ※ハク
・虫
・カエル
・サヨリ
・ブルーギル
・コブナ

…このあたりがメインベイトかなと思います。体力の回復に合わせて、その時々食べやすいベイトを選んでいますが、ポストスポーンからアフタースポーン時に1番食べられているのは甲殻類です。

△エビ食いのバス

ここまでは普段通っている方ならよくご存知かと思います。

そのベイトはどこにいる!?

では、さらに踏み込んで…。

どこに多いベイトか。

ということを考えたことはあるでしょうか? 上記のどのベイトも基本的に大江五三のエリア全域にいます。しかし、季節や状況によって必ずエリアごとに量の差が出ます。また、年によって全体的な多い・少ないもあります。

そして、甲殻類の量が多いエリアは、ポストスポーン、アフタースポーンのバスが明らかに多いのです。

ベイトの調べ方についてですが、甲殻類については「ガサガサ」が一番です!タモを用意して甲殻類がいそうな場所をガサガサしてみてください。

他にもミミズ、ネリ餌を使用したエサ釣りで、別のベイトを調査するのもOKです!

アクアトト岐阜のような淡水魚水族館に行って観察するのもありだと思いますし、私もたまに勉強しに行きます。解説なんかもあったりするので、楽しみながらベイトの勉強ができるのでオススメです。

とにかくベイトを知る事はとても大切な事なのです!

次回からは、ベイトの重要さを知った上でポストスポーン、アフタースポーンの実際に有効な釣り方について記載していこうと思います。

それではまた来週〜。

中鉢 幸佑(Kousuke Chubachi) プロフィール

ティムコよりスポンサードを受け、大江五三を中心に活動している若手アングラー。ティムコの名作ルアー野良ネズミの使い手として「ネズミニキ」の愛称で親しまれている。大江水系のローカル大会「東海バスクラブ」で優勝・入賞経験多数。1999年7月30日生まれ。
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