クラシックプラグのラインナップは減少傾向?

トップウォーターフリークならずともバスアングラーならば必ず知っているであろう「ヘドン」。1894年からルアーを作り始めたと言われる歴史あるルアーブランドだ。オリジナルザラスプーク、ビッグバドなど数多くの名作を輩出している。
そのヘドンからは今もなお新製品の発売が続いている。昨年に発売された「スピニンイメージ」、そして今年の春には「スーパーザラスプーク」も発売が控えている。


その反面、歴史あるクラシックプラグはラインナップの減少が進んでいるのも事実だ。日本ではスミスが復刻させていることであまり認識されていないかもしれないが、ビッグバドやマグナムトーピード、ダイイングフラッターなども日本向け以外では生産されていない廃盤品なのだ。
さらに現行品として販売されているプラグにおいてもカラーラインナップがどんどん減ってきている。例えばダータープラグとして名高いラッキー13は、プラドコヘドンの通常ラインナップとしては現在たったの3色しかない。

こうしたヘドンのクラシックプラグに関しては日本では相変わらず支持が高いものの、他の国ではさにあらず、のようだ。
スミスの特注でカラーの拡充へ
今回スミスではカラーラインナップが減ってしまったヘドンプラグのテコ入れを図るべく、要望の高かったカラーを特注生産させることでカラーラインナップの拡充を進めることとなった。
それらのカラーはマニア向けにオールドプラグのカラーリングを忠実に再現するようなものではなく、比較的近年まで販売されていたカラーの中からセレクトされている。日本の塗装職人が丁寧にハンドペイントを施すスミスファクトリーカラーの生産ラインではなく、あくまでプラドコヘドンでの生産品となる。これはヘドンルアーをマニア向け限定という位置付けにはせず、幅広いユーザー層に愛用してもらいたいというスミスの姿勢の表れでもある。
ラッキー13 スミス特注カラー
C

GRA

NBL

XBW

XRW

トーピード スミス特注カラー
C (ティニートーピード)

GR (タイニートーピード)

GRA (ティニートーピード)

L (ベビートーピード、タイニートーピード、ティニートーピード)

NBL (ティニートーピード)

RH (ベビートーピード、タイニートーピード、ティニートーピード)

SO (ベビートーピード、タイニートーピード)

XBL (ベビートーピード、タイニートーピード、ティニートーピード)

XBW (ティニートーピード)

XRS (ベビートーピード、タイニートーピード、ティニートーピード)

XRY (ベビートーピード、タイニートーピード)

クレイジークローラー スミス特注カラー
BWH (クレイジークローラー)

C (クレイジークローラー、タイニークレイジークローラー)

L (クレイジークローラー、タイニークレイジークローラー)

XRW (タイニークレイジークローラー)

多彩なカラーラインナップがあることでカラー選択の幅が広がり、プラッギングゲームはその楽しみが増すことは間違いない。多彩で魅惑的なカラーラインナップである限り、ヘドンのプラグはこれからも日本での地位が揺るぐことはないだろう。
その発売は…2025年3月を予定!
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