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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】水位ダウンで瀬田川堰の放流量低下①

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高い放流量続きでこれまで傾いていたエビモも、放流量低下により垂直になり、狙いやすくなってくる。エビモエリアにてフリックカーリー7.8㌅のライトTXでキャッチ

水位が下がることでシャローやハンプの上からバスが消えると、水深のあるメインチャンネルなどを選ぶようになる。メインチャンネルから外れすぎた浚渫などはカレントが弱まり、水温上昇とともにバスは溶存酸素不足から避けるようになる。
その点、メインチャンネルは水の通り道となり、溶存酸素が多く、アユなどのベイトフィッシュも集まることからバスはメインチャンネルに近いウイードエリア、浚渫に集中してくる。
それから、放流量が減少してくることによって、ウイードの背丈が高くなる。これはウイード自体がこの時期に成長していることもあるが、水位が低くなりウイードが水面直下となるのと同時に、エビモなどはこれまでカレントで横に傾いていたのが、放流量が低下することによって水面に向かって垂直になってくる。

放流量が減少するとウイードの背丈が上昇&傾かずに垂直になる=縦系ウイードパッチではトップが本格化

こうなるとエビモパッチが水面にでるようになり、エビモパッチではトップウォーターゲームというのもはじまるようになる。
そのため、水位が下がると放流量が下がり、メインチャンネルが釣れるようになって、エビモでのトップの釣りがはじまるようになる。(6月2日配信分へと続く)

エビモが水面にでてきはじめたら、いよいよポッパーの出番。SKポップグランデ・平村カスタムは通常版と比較するとフックが1ランク大きく、大型にも対応

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