ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR「カンタンで最強!レイジースイマーの背針チューニングを紹介」の巻 第1048回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

現場で1分!? 今江的現場即興背針仕様!

ただ、この仕様の弱点は、邪魔になる「背びれを切る」ことが大前提。

これは、腹フックで使いたい時にアクションには影響はないが見栄え的に残念な感じになる。そこでオススメが「今江的現場即興背針仕様」である。

これは写真の大きさ相当のスイベルとシンカーストッパーゴム、「ピアスダブル」があれば、1分で完成する。

手前が現場即対応可能な簡易背針セッティング。背ビレに「ピアスダブル」を挟みこむ仕様だ

サルカンとシンカーストッパーゴム、「ピアスダブル」#2があれば、1分でセッティング可能

テール方向からの追い喰いバイトにはヒッチフック仕様に比べ若干前方位置になるが、メインフックのアシストとしての効果は十分期待できる。

この仕様の弱点は、昔「ハドルトラウト」でもヒヤヒヤさせられたのだが、何度かバスが掛かると背ビレが裂けることがあるという点。

ちぎれるまではしないが、裂け目ができるとそのまま使うのは極めて危険なので、自分はよく瞬間接着剤でくっつけて再使用していた経験がある。

「ハドルトラウト8インチ」の写真の一番下にその名残が見て取れるだろう。

ただ、この仕様は現場で即対応可能で簡単効果テキメンな背針なので、スイベルと「ピアスダブル」#2はタックルボックスに忍ばせておくと、いざという時に役に立つと思う。

喰い上げバスにも腹側のフックはない方が効果的。簡単便利な「レイジー」の背針仕様に、この春チャレンジしてみよう

3 / 3
前へ