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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】猛暑の7月後半のパターンとは②

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=全開放流中のパターン=「後半はクリアのハネパターン」

同じ全開放流でもプラス30㌢を下回るようになった後半戦の7月11日以降は、河川からの濁水が完全に消えたために、北湖から入ってくる水は透明度の高いものとなった。
そのため、南湖の水は急激にクリアとなり、2㍍ぐらいのボトムは丸見えとなってきた。透明度が高くなりワーム系が優勢となり、エビモ周りのネコリグ、カナダモでのジグヘッド、ネコリグのハネ系パターンが炸裂しだした。

クリアになったらネコシュリンプなどのネコリグ、ジグヘッドなどのハネ系パターンが炸裂

ただ、全体的には全開放流で流れが強く南湖内は川のように流れるエリアが大半となっていた。そのため釣れる場所はカレントの回る反転流エリアに絞られ、メインチャンネルラインなどのこの時期の定番エリアが全滅していた。
そのため、全開放流期間は例年と同じような場所でカレントが強くなりすぎたエリアではバイトがほとんどなく、釣果を大きく落とすアングラーが目立った。

全開放流の後期段階は北湖の本湖のクリアな水が流入

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