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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】猛暑の7月後半のパターンとは①

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=猛暑到来=「熱中症にご注意を」

京都、岐阜で38度と琵琶湖を挟む両県が日本の5本の指に入る高温となっており、連日熱中症のニュースが流れる。
琵琶湖も湖上で涼しいとはいえ35度を超える熱波に襲われている。睡眠不足で釣りをしているアングラーは半日で気分がダウンしてしまうほどキビしい状況で、決して無理をするような状況ではない。くれぐれも熱中症には注意したい。

=全開放流続く=「放流低下予想日は7月20日」

 

さて、陽差しは真夏そのものなのだが、湖の状態は先般の大雨の影響から脱却していない。7月8日(日)から開始した全開放流は、7月16日(月)現在も続いている。すでに9日間も連続で全開放流が継続しているが、水位は16日17時現在プラス12㌢と、いぜんプラス水位のまま。
ただ、16日の24時間での水位の低下は9㌢となっており、このままのペースでいくと17日17時でプラス3㌢、18日17時でマイナス6㌢、19日17時でマイナス17㌢となるため、この時期の基準水位となる洪水期水位マイナス20㌢には20日に到達することになる。
このため、瀬田川の堰の放流量は7月20日に変化すると予想される。この7月20日以降の琵琶湖のパターンというのは、これ以前と大きく異なることとなるだろう。その頃が本格的な真夏のパターンとなると予想される。

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