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琵琶湖バス釣りルアーの使い方【琵琶湖-夏秋8~9月対応=解説=市村直之】スイムセンコーで狙うウイード撃ちパターン

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日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。そんな琵琶湖での釣りをマンキツするために有効なパターン(釣り方、ルアー)を紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド

解説=市村 直之 Naoyuki Ichinmura

ミックバスクラブ所属の鬼釣らせプロガイド。史上最年少でJB・TOP50に昇格した実力派であり、的確なシーズナルパターンを得意とする人物。琵琶湖では特にラバジ&ワーミングが好物。また自らism(イズム)=正確名「株式会社INFINITE SEEDS MAKERS」を立ち上げ、自身の経験を元にしたロッドなどをこだわりタックルを輩出中。1984年10月生まれ。

琵琶湖の夏の風物詩といえば「エビモパターン&カナダモドーム撃ち」です。

そんな撃ちの釣りで僕が愛用しているのがスイムセンコーのリーダーレスダウンショットです。

ゲーリーインターナショナル公式スイムセンコー詳細ページはこちら

エビモパターンについて

まずはエビモパターンから。

水温が上がった時にはシェード要素が強いエビモパターンが効きます。昨年の夏はウイードの成長が遅れており、ほかのウイードよりも高さのでるエビモに魚が集中しました。このエビモを攻めるのにリーダーレスダウンショットがピッタリです。

規模が大きく密度の濃いウイードに対して、5inchスイムセンコーの細身なボディがスリ抜け性能を発揮します。

またタイトなアクションを生むシャッドテールがエビモの中で強烈にアピールし、広範囲を数投でサーチすることが可能です。エビモパターンが特に効果的なタイミングとしては無風のドピーカン。日が高くなり、エビモにシェードができ、ベイトとなるギルがエビモに入ったタイミングに、大型のバスが寄ってきます。そのタイミングを狙うイメージです。

カナダモドーム撃ちパターンについて

そして次にカナダモドーム撃ち。季節が進むとエビモにトロロ藻が付きだし、次第にエビモパワーがダウンしてきます。その頃からアツくなるのがカナダモドーム! チャンネルラインに多く生えたカナダモが成長してドーム形状を成し、そのドームの中のシェードにバスが集中します。夏の琵琶湖に欠かせないパターンですね。ウイードが少ないといわれていた昨年でもきっちりカナダモドームは形成されていました。チャンネルの絡むウイードフラットがオススメで、水深が3.5m以上あるエリアを選択しましょう。あとはドームを直撃してリーダーレスダウンショットを落とすだけ。エビモ撃ちと変わらず5inchスイムセンコーを使用します。ドームの壁が濃くて貫通しにくい場合は、スリ抜け重視のセッティングとして6.5inchカットテールを使用するのもアリですよ。
夏の2大ウイードパターンに絶大な効果を誇るスイムセンコーのリーダーレスダウンショット。ぜひお試しあれ!

オススメルアーはこれ!
5inchスイムセンコー【ゲーリーインターナショナル】

ウイードの濃さによってウエイトを使い分けます。テールのアクションを活かすために最低でも3/8ozからとなりますが、テールの水噛みがいいので、使用感は1/4ozと変わらず、ウイードを抜くのも沈めるのも非常に扱いやすいセッティングです。

基本的なアクションはリフト&フォール。そのためワームの持つ力が釣果に直結するのですが、スイムセンコーであればその威力を遺憾なく発揮してくれますよ。

 

TACKLE DATA

ロッド:インフィニットブレイドIBC-610MH(ism)

リール:バンタムMGL(シマノ)

ライン:バウオ・エクスレッド16Lb(東レ・モノフィラメント)