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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】パターン変化の激しい5月状況

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アユ、ハスで小型ワーム、大型ルアー好調

大雨の直後こそ野洲川などの流入河川からの濁りが入るが、数日も経過すると北湖からクリアな水が入りはじめる。そのため、大雨で濁り、数日後にはクリアとなっており、そのたびにパターンが変わる。
大雨の直後にはマグナムクランクを中心とした波動の強いクランク、スピナーベイトが好調になり巻き展開が南湖の主役となるが、クリアとなってくるとウイード内にバスが入り込むためにパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)などの釣りが主役となってくる。
また、北湖からクリアな水が入り込むと同時に、アユやハスの流入も発生しており、アユが流入するとカーリーや小型のシャッドテールなど3―4㌅のライトリグでの釣果があがり、ハスが入ることによってクランクの早巻き、ビッグベイト、シャッドテールのスイミングジグで大型が連発するなど、瀬田川堰の放流量が300㌧であることによってパターンが次々と変化している。

北湖から流入してきたアユ。これでカーリー、シャッドテールのスイミングパターンが好調に

ハスが入ってきたことにより、スイミングジグなど大型ワームやビッグベイトも好調になり、ゲストさんがスイミングマスターリズムウェーブ4.8㌅でキャッチ。ハスのパターンは大型の個体が目立つ

高放水量継続で変化の激しい展開

このため、ここ数週間の南湖のパターンは、脱ポストスポーンが起こっており、ベイトフィシュを中心に、ウイードの成長を見極めながら、濁り、ベイトによって好調なパターンが次々と変化している。パターンの変化が激しい理由は、放水による水の変化が激しいからという結論に達するのだ。

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