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【JBトップ50第5戦・続報】激荒れの霞水系でチョ~手堅く釣る! 優勝・関和学選手のウイニングパターンは??

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荒天により、シリーズ史上初となる2017年10月21日の単日開催となった日本屈指のバスフィッシングトーナメント、JBトップ50シリーズ2017年第5戦「がまかつCUP」。茨城県霞ケ浦水系を舞台に開催され、関和学選手が見事に優勝したのはすでにお伝えしているのだが、ウイニングルアー&パターンが明らかになったので、お伝えしよう。

秋の嵐に荒れ狂う霞水系で、TOP50史上初のワンデイマッチ、ど短期決戦を制したパターンとは?

関和学選手のパターンは、この時期の激荒れの状況ならバスは消波ブロックの中にとどまっていると自身の経験値から判断。風裏となった霞ヶ浦本湖東岸の消波ブロックの穴をエコ4㌅カットテールワームのネコリグで丁寧に丁寧に釣っていく穴釣りパターンだった。

ただ、この穴釣りが実にクセが強く、一見すると普通に水深2m程度の消波ブロックの穴を狙うのだが、消波ブロックにルアーやラインが触れると全く食わないとのこと。そのため、狙いの穴にリグが接触なく奥まで入るまで何投も何投もし(強風のため)、スルリと奥へと接触なく滑りこませた場合は、ほとんどバイトがあったという。

ちなみに東岸ほとんどすべての消波ブロックを何度も撃ったらしいが、どの穴が釣れる穴だという超ピンスポット情報は知識として知っていたそうである。
実際、このブロック撃ちは多くの選手が行っていたが、多くの選手がリーダーレスダウンショットリグやテキサスリグ、そして巻きモノ系をセレクトしていたようだ。しかしタフ化した霞水系はそんな強引な釣りを寄せ付けず、可能な限りフィネスに徹したルアーのみを好んでセレクトしたのが正解だったようだ。

ネコリグでの穴釣りの以外のパターンとしては、スピナーベイト(Dゾーン)での杭を絡めた攻めも行い、入れ替えとなるキロフィッシュを北浦大橋北側の杭にて手にしたとのこと。

ウイニングルアーは?

ウイニングタックルは?

1.3&1.8gネコリグ用
ロッド:ヘラクレス・スパークショットHCSC-60UL/MST(エバーグリーン)
リール:Zプライド(ZPI)
ライン:バリバス・ガノア アブソルート・フロロカーボン10lb(モーリス)
ルアー:エコ 4インチカットテールワーム(ゲーリーインターナショナル)

スピナーベイト用
ロッド:フェイズ・ウォリアーPCSC-66M (エバーグリーン)
リール:Zプライド・ファストムービングモデル(ZPI)
ライン:バリバス・ガノア アブソルート・フロロカーボン14lb(モーリス)
ルアー:Dゾーン(エコモデル)3/8oz(エバーグリーン)