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【斜め上のジャパニズム】海外の釣り雑誌に掲載されていたちょっと可笑しな広告からイタリアの釣り具メーカーにたどり着いた話

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ルアーニュースRの編集部には、毎月様々な釣り雑誌が届く。その中には海外向けに発行されるモノもあるのだが、これが意外と面白い。国内では流通していないタックルはもちろん、海外で開催されるフィッシングショーの様子など、なかなか見ることができない情報が満載だ。

たまたま、届いたそれをパラパラと見ていると、そんな中に思わず目を引く広告を見つけてしまった。それがコチラ。

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本当の本物そっくりアクション」「柔らかいのルアー」。英文だらけの中でヒトキワ目立つ日本語の文字と、その微妙に間違っている言い回しがなんとも可笑しいというか可愛らしく、思わず目を止めてしまった。

ツッコミを入れたくなるこの広告。調べてみるとイタリアを拠点としたルアーメーカー「NOMURA」の広告であることが分かった。

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社名から日本に縁のあるメーカーであることは容易に想像できたので、「柔らかいのルアー」がどんなモノなのか俄然、興味が沸いてきた。そこでURLを入力しサイトに訪れてみたところ、さらなる衝撃が待ち受けていた。

nomura

ルアーを見ようと一覧を開いたのだが、詳細を見るまでもなくキレッキレのネーミングセンスが大歓迎してくれた。

FUMIKO(フミコ)、DAISUKE(ダイスケ)、MOMOKO(モモコ)…。学生時代の出席表でも読んでいるかのごとく、そこには日本にありがちな名前が羅列されていた。こうなると逆に自分の名前のルアーがあるのでは!?と思い探してみたが、筆者の名前は見当たらず、なぜか寂しい気持ちになったのはここだけの話(笑)。

ほかにもOSAKA CRANKSAPPORO MINNOWなど、地名を模したネーミングもあり、日本愛に溢れすぎるメーカーであることが分かった。

そういえば、日本にもテキサスリグやアラバマリグ、テネシーシャッドやテーブルロック○○など地名取ったリグやカラー名が存在する。イタリア人はこれに近い感覚で名前を付けているのだろうか?

よくよくサイトを見ていくと、NOMURAは総合メーカーで、ルアー以外にもロッド、リール、ラインにいたるまでかなりの製品をリリースしている。日本ではあまり流通していないが、気になる方は一度公式サイトを訪れてみてはいかがだろうか。

もしかすると自分の名前のルアーが見つかるかもしれませんよ(笑)