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アオリイカ成長中!まだまだイケるティップランゲームにオススメのタックルを紹介

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いよいよ年の瀬、年末が迫ってきましたが、比較的高水温で推移している今冬は、どのフィールドもまだまだターゲットが高活性。そして、この秋のアオリイカのエギング好調からの流れで、人気の高いオフショアゲーム・ティップランもまだまだヒートアップ。

秋のハイシーズンとは違い、冬のティップランは数こそ少なくなるものの、サイズが大きくなるのが魅力。

紀伊半島西側のすさみや串本といったエリアでは、レッドモンスターと呼ばれる4kgや5kgといった大型の赤系アオリイカが釣れはじめるのもこれからの時期です。

そんなティップランゲームですが、これから始めたい!という人にオススメの、ト解説動画を紹介しましょう。


紹介してくれるのは、バリバステスターで、三重のオフショアマルチアングラーの御堂雄希さん。

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ホームグラウンドである志摩沖で、マイボートで1年中旬なターゲットを釣りまくっているアングラー。

撮影時期は2016年10月末。秋のティップランシーズンに入った時期に撮影していますが、これからの冬シーズンでも、狙い方やタックルセレクトなどは基本的に変わらず、狙う水深や使うエギのウエイトが変わるぐらいだと思います。

さて、タックルセレクトですが、御堂さんは2タイプのタックルを用意しています。

それは、エギ単体で狙う場合と、お助けリグと呼ばれるエギを2つ使ったリグを使用する場合があるからです。


まずはエギ単体。

使用するエギはダートマックスTR30g

SnapCrab_NoName_2016-12-20_19-51-52_No-00

狙う水深に合わせてウエイトをチョイスしますが、この時は比較的浅い水深を攻めていたので、追加シンカーなしの30g。このエギを使用する際に御堂さんが使うタックルは…

ロッド:バリバス・ヴィオレンテエギングモデル ティップランVLE-69TR-L-S

リール:ステラ2500S

ライン:バリバス・アバニ エギングPEティップラン・トリコロール0.4号

リーダー:バリバス・アバニ エギングプレミアムショックリーダー1.7号

6.9ftの取り回しやすいレングスで、ソリッドティップ採用で視認性がよく、ティップにでるアタリが取りやすいロッド。

SnapCrab_NoName_2016-12-20_19-57-25_No-00


ラインは、PE0.4号。

[VARIVAS]アバニ エギングPE ティップラン トリコロール

出典:モーリス

 

ラインも視認性のよさが重要なティップランゲーム。でも、ただ単に視認性がよければいいのではなく、メリハリをつけたラインカラーで、ラインの動き自体が見やすくなっているものがオススメ。

水深を把握するためにラインマーカーが採用されているものがありますが、このラインマーカーもありすぎてもNG。フグなどの魚に噛まれてしまう恐れがあるからです。

ちなみに御堂さんが使用しているPEライン「バリバス・アバニ エギングPEティップラントリコロール0.4号」は、マーカーの配置や配色にこだわった独自のマーキングシステムで、視認性もばっちりなんです。

※実釣中は別のラインを使用しています

出典:モーリス

 

そしてこのラインの特長でもある、サスペンド仕様。

通常のPEラインは比重が軽いため浮く性質があるが、サスペンド仕様は水なじみがよく、深いポイントを攻めるのに操作性が抜群なんです。


リーダーはフロロ1.7号。

[VARIVAS]アバニ エギング プレミアム ショックリーダー [VSPフロロカーボン]

出典:モーリス

 

 

1.5号でもOKなんですが、基本的に重たいエギを使用するためと、何バイものアオリイカを釣りあげるため、ノット部分の弱り等が気になるので、安心の1.7号を選んでいるそう。


で、ロッドですが、基本は「バリバス・ヴィオレンテエギングモデル ティップランVLE-69TR-L-S」を使用するそうですが、ディープエリアを攻める場合は重たいエギを使用するので、ティップがやや硬めでバットパワーも強く「バリバス・ヴィオレンテエギングモデル ティップランVLE-63TR-M-S」をチョイス。

SnapCrab_NoName_2016-12-20_20-28-11_No-00

両モデルとも高感度なブランクスを採用。ティップにアタリがでるだけでなく手元にも伝わるため、釣りをしていて楽しいロッドなのだ。


そしてもう1つのパターンのお助けリグ。

そもそも、お助けリグって何?ということなんですが、ティップラン用のエギと、ノーマルタイプのエギの2つのエギを使用するリグのこと。

SnapCrab_NoName_2016-12-20_20-35-27_No-00

このような感じでスイベルを介してノーマルのエギをセット。

ちなみに御堂さんが使用しているノーマルエギは、お助けリグ専用のダートマックスOT

そして下にはティップラン用エギのダートマックスTR30gをセット。ウエイトは水深に応じて追加します。

お助けリグでのウエイトセレクトの基準は、潮の流れに合わせます。リグがなるべく一直線になるように、下のエギのウエイトを選ぶのがコツ。

このお助けリグのメリットは、エギが2つあることで存在感がアップし、相乗効果が期待できることと、上のノーマルエギは安定したステイ姿勢を保つので、違和感なく抱かせられる。

なので、約9割の確立で上側のエギに乗ってくるそうです。

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そんなお助けリグに御堂さんが使用するのはベイトタックル。

なぜベイトタックルなのかというと、エギのウエイトが重くなっても、シャクり感が軽いため、操作性がよいからというのが理由。

実際使用しているのが…

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「ヴィオレンテ[エギングモデル]ティップラン(ソリッドティップシリーズ)VLE-68TR-M-S」「同VLE-71TR-UL-S」の2本。

基本的にはお助けリグでは基本重いウエイトのエギを使うことが多いので、ティップが重さに負けないハリがあるVLE-68TR-M-Sを使用。軽めのウエイトのエギを使用する場合はティップが繊細で柔らかいVLE-71TR-UL-Sがオススメとのこと。


ラインセッティングは、スピニングよりやや太めのPE0.6号、リーダー2号をセレクト。そして、お助けリグから下のリーダーは1.7号を使用。もし根掛かりした時に2つのエギを失くさないために、下のリーダーは細くしているそう。


ということで、御堂さんのティップランゲームのタックルセレクトは以上の通りです。

これからティップランをはじめてみたい人はもちろん、現在楽しんでいる人もタックルセッティングを見直すことで釣果アップも望めるので、御堂さんのタックルセレクトを参考にされてみてはいかがでしょうか。

動画ではこのタックル解説のほか、分かりやすい釣り方の解説、釣果を伸ばすヒケツなども解説してもらっていますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね!