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【バス釣りルアーの使い方】ミドルレンジ攻略編【琵琶湖-春夏対応=解説=礒村 雅俊、藤波 和成、上田直紀】

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解説=上田直紀 Naoki Ueda

ハードベイト中心に、巻きで狙い通りにデカバスを獲るスタイルで、コリマグ旋風を巻き起こすBigboyこと上田直紀。クランク、スピナベ、ジャークベイトなどが大好物。滋賀出身&在住。「上田直紀の琵琶湖バス釣り日記」…http://ameblo.jp/n-u-590310/

 

●琵琶湖ガイド情報●
上田(BIGBOY)ガイドサービス=ガイド受付☎090-2280-2375
出船マリーナ:パークマリーナ(滋賀県守山市木浜町1564ー31)
ガイドエリア:南湖(主に東岸)、北湖東岸
ブログ:http://ameblo.jp/n-u-590310/
使用ボート…2013トライトンXS
遊漁船登録番号:滋賀第143号

釣行に役立つオススメ情報サイト=ド定番のヤフー天気。東岸メインの僕は南湖なら大津で詳細を、北湖なら近江八幡で詳細を見ます
琵琶湖オススメランチどころ=パークマリーナ内のアジアン料理レークサイドグリル。土日ランチ500円、平日800円で、ごはんは、おかわり自由

パターン解説

ブレードが回るギリギリの速度で「トロトロ、ヒラヒラ」と中層を泳がせれば爆発的に激ハマリ!!

春から初夏にかけて南湖はハスを筆頭に大型の流線系ベイトが目立つようになります。このようなベイトは中層を速く泳ぎ回るため、それを捕食するデカバスを獲ろうと思うと、極めて効率よく、幅広く中層からウイードのツラあたりをルアーで探る必要性がでてきます。そこで毎年爆発的にハマるのが、このメソッドです。


出典:デプス
ラインをたるませ、Bカスタムのダブルウィローでブレードが回るギリギリの速度でスローロールさせます。ブレードをブルブルさせるのではなく、トロトロ、ヒラヒラとゆっくり中層を泳がせてくるのが最大のキモです。

ベストなエリアは東岸岬周り3m前後のウイードフラットでアフター回復系が泳ぎ回る状況、もしくは縦系ウイードのエッジラインで風がショアに向かって吹きつけてベイトが溜まる状況下がベスト。大型の流入河川や水路が多い東岸は雨で濁りも回りやすいため、スピナベやクランクといったハード系で食わせやすい利点もあり、特に縦系ウイードエッジを壁にベイトを追い込んで捕食しようとするデカバスが釣れる確率も非常に高いと思われます。

風に流されながら広範囲を巻くには、Bカスタムのウエイトは5/8oz、3/4ozあたりが巻きやすく、ロッドは飛距離がでる硬めで長いスラップショットがイイです。遠くのバイトでもしっかりとアゴを貫通させてこれます。リールは強風で風下に流されながら巻くケースが多いこと、掛けたあとの取り込みも考えたうえでハイギアがオススメです。

シチュエーション解説

トロ巻きはアフター回復に荒効きで、ミドルレンジの縦系ウイードエッジラインが激アツ

水深2mほどのシャローレンジになると縦系ウイードが伸びてくるので、水面直下を早巻きした方が魚をだしやすいので、主にこのトロ巻きメソッドを使用する水深は3㍍前後のミドルレンジとなります。

5月ぐらいになるとアフター回復系の個体が沖のカナダモフラットで泳ぎ回り、中層を速く泳ぎ回る流線系ベイトを荒食いする傾向にあるので、5月頭から初夏にかけては、このメソッドが効果的。曇天や風など食わせのプラス要素が加わればなおよいです。初夏に大型のハスが絡むとデカバスラッシュに入ることもあります。

また夕方で魚がフィーディングに入ると、沖から一番近い縦系ウイードを壁とし、それらのベイトを壁に追い込み捕食しますので、シャープに切れた縦系ウイードのエッジラインでのアプローチが効果的です。
エリアはズバリ、東岸の赤野井、葉山川周辺、北山田、人工島沖です。東岸エリアはシャローが縦系ウイード、沖がカナダモフラットになっているので、時間帯での魚のコンディションでエリアが絞りやすく、濁りも入りやすいのでオススメです。

ベストマッチルアーはコレ!
Bカスタム3/4ozDW(アユ)【deps】

トロ巻きするには波動が強くないブレード選びが肝心です。タンデムやコロラドだと波動が強くでてしまい、中層をヒラヒラ、トロトロ泳がせません。なので、アピール力があり、波動を抑えたダブルウィローが絶対。ウエイトは3/4ozをよく使用します。よく飛び広範囲を探れ、ブレードが大きくアピール度もあるので、遠くから魚に見つけてもらいやすい利点があります。カラーセレクトは中層をスローロールするうえでは、スカートのシルエットをぼかせ、ブレードのギラつきで誘えるアユがイチ押しです。

#08アユ F/Rゴールド=フィールドや状況を選ばない日本のオールマイティーカラーをベースとしたゴールド系ナチュラルカラー。年間を通じて外すことのない、手堅いカラーであると同時に秋のシャローでビッグバスにダントツの実績を誇ります。

出典:デプス

上田 直紀のスピナーベイト使用タックル

■使用タックル…サイドワインダーHGC-76XX「スラップショット」(デプス)+メタニウムHG(シマノ)&RC-DCプラス92mm(スタジオコンポジット)+フロロマイスター16Lb(クレハ合繊)

 

■スラップショットHGC-76XX/GP
HGC-76XX/GP スラップショットGP
更なる高剛性、高感度へとブラッシュアップされたトルクフル・レギュラーテーパーはバルキートレーラーをセットした近年のスイムジグ・スタイルにおいても、ゆったりとしたロングキャストでトレーラーのズレを軽減し、かつ抜群のフッキングパフォーマンスを体感できる。
ディープ・スローローリングにおけるブレードの僅かなタイトバイブレーションを明確に感じ取るズバ抜けた感度をも併せ持つEx.ヘビー、パワーブランクは、ヘビーカバーフリッピング、ヘビーキャロライナリグ、ビッグベイトにまで適合するヘビー・バーサタイル。

出典:デプス

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